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#167 新宿三井ビルの巨大制振装置、想定通りの性能発揮 平成28年11月の福島沖地震(M7・4)で確認

新宿三井ビルディングの屋上に設置された超大型制振装置の効果が公表された。平成28年11月22日発生の福島県沖を震源とするM7・4の地震で、想定通りの制振効果があったそうだ。



 重さ300トンのおもり6基(1800トン)を備えた制振装置「TMD」をビルの屋上部分に設置。地震でこのおもりが揺れて建物の振動エネルギーを吸収する仕組み。

名称未設定
(鹿島)


鹿島の資料によると、この地震は1階での揺れで比較した場合、東日本大震災で観測された地震動の1/5程度の大きさだったそうだ。観測された建物のてっぺんの揺れと制振装置の揺れは、シミュレーションと良く一致することを確認し、次に制振装置の設置前と揺れの観測結果を比較したところ、揺れの振幅の最大値が3割ほど小さくなり、平均値としても半減したという。
名称未設定
(鹿島)


 制振装置TMDは電気不要。直下型から長周期地震動、台風の暴風に対しても効果があるそうだ。



 実際の揺れに想定通りの効果があったことには大きい意味がある。



新宿三井ビルディングに適用した超大型制震装置TMD「D3SKY®」 11月22日発生の福島県沖地震で所期の効果を確認 (鹿島)

「新宿三井ビルディング」で長周期地震動の揺れを半減 日本初 屋上に超大型制震装置(約1,800t) 工事完了 (鹿島)
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