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#203 選手村のエネルギー整備計画概要公表 課題はバスへの水素充填が短時間に集中すること

平成28年12月21日に開かれた「第2回選手村地区エネルギー検討会議」の資料が公開され、この中でエネルギー整備計画の大まかな枠組みが示された。

名称未設定
(東京都)



 水素エネルギーステーションはオリンピック前に仮設され、大会後に本格設置となる流れは「どらったら!」で取り上げている。燃料電池車に関する課題が目新しい部分。



▼「選手村」再開発事業概要

 面積 約18ヘクタール
 棟数 24
 住宅戸数 約5650戸
 幹線道路 補助314号線 延長約210m
 区画道路 4路線、延長約1570m

 総事業費 約540億円

 平成28年4月22日 事業着手
      5月    特定建築者公募
      7月    特定建築者選定
 平成29年1月    建築工事着手
 平成31年12月   大会時に必要な部分の整備完了
 平成32年7月    東京2020大会、大会終了後改修
 平成36年度     事業完了


・今後の燃料電池車(FCV)向け水素需要の増加が予想されることから、臨海部に位置する晴海地区においても水素ステーション整備が求められている  
・晴海地区は隣接する地区に橋梁型の道路を介して移動することになるため、首都直下型地震などの大規模災害時に、他のまちと比較して孤立する可能性が高い。
・選手村地区には清掃工場が隣接して立地。廃熱の利用を検討することができる。



・分譲型集合住宅へのエネファーム設置
・水素街区供給を用いた純水素型燃料電池による熱電供給(集合住宅共用部、商業施設等)
・清掃工場の廃熱を利用した熱供給(集合住宅共用部、商業施設等)



・水素ステーションでは燃料電池バス、一般FCVへの供給を実施。大量の燃料電池バスへの本格的な供給は初めてとなる。
・FCバス1台あたりの給水素時間は20~30分。バスの運行に制約。
・バス利用が集中する時間に車両を稼働させるため、充填が短時間に集中。
→事業実施にあたり①バス事業者との運行等の調整②供給能力を向上させる機器導入③そのための設備投資に向けた採算性の確保策・・・の検討が必要。


大会前から大会終了後の間、水素ステーション整備予定地は使用できない。BRT等の運行計画や臨海部における他の水素ステーションの整備時期、規模等を踏まえ、車両供給の代替機能の確保を検討する。



(参考:ロードマップ)
名称未設定
(東京都)



 想像しているよりも課題はずっと多い。



(リンク)
 #722 選手村エネルギー事業協力者の募集開始 水素ステーションは仮設→本設へ(どらったら!)



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Author:どら
どらったら!(平成26年〜28年秋)の続き。
中央区とその周辺に関するメモ。

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