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#205 平成28年の訪日クルーズ旅客数は200万人 寄港数は前年比8割増 

平成28年の訪日クルーズ旅客数は前年比8割増の199・2万人、寄港回数は前年比4割増の2018回だった。平成32年(2020年)の目標旅客数500万人に向けて順調に増加を続けている。

 もっとも、増加はほとんどを外国船社に依存している。日本船社運航のクルーズに関しては4年連続の減少だったのが増加に転じたものの、あまり増えていない。

 平成28年も東京港は全然使われておらず、多くは平成27年に続いて九州と沖縄に集中している状況に変化はない。


 クルーズ船の来日客を当てにしたIR(カジノを含む統合型リゾート)は、今の東京の現状では考える必要はなさそう。

※補足
ただ、こんな動きもある(産経新聞、平成29年1月19日)

記事概要
・国指定の拠点港湾でクルーズ船が岸壁を優先的に使用できるよう、港湾法を改正する方向で検討。20日召集の通常国会に改正案提出。
・民間投資とも併せて寄港地としての魅力を高める目的。
・改正法案では、管理者となる自治体とクルーズ船会社などが共同で整備計画を作成した港湾を国土交通省が指定。旅客施設の整備などを行うクルーズ船会社が岸壁を優先的に利用できるようにする。近く具体的な審査に入る。
・改正法が公共施設である岸壁の優先利用を担保する“お墨付き”となれば、外国のクルーズ船会社などの民間投資拡大も期待される。




▼概要
・クルーズ船による外国人入国者数
名称未設定
(国土交通省)

平成25年 17・4万人
平成26年 41・8万人(139・1%増)
平成27年111・6万人(166・3%増)
平成28年199・2万人(78・5%増)



平成32年 500万人(目標)



・我が国港湾へのクルーズ船の寄港回数
名称未設定
(国土交通省)

平成22年 929回(国内591、海外338)
平成23年 808回(国内631、海外177
平成24年1105回(国内629、海外478
平成25年1001回(国内628、海外373
平成26年1204回(国内551、海外653
平成27年1454回(国内489、海外965
平成28年2018回(国内574、海外1444



 国内船社の寄港回数増加は4年連続で減少していたので、久しぶりの増加ということになる。



▼港湾別寄港回数(カッコ内は平成27年)

・外国船社+国内船社 2018回
 博多港 ①328回(①259回)
 長崎港 ②197回(②131回)
 那覇港 ③193回(④125回)
 東京港 ベスト10外(ベスト10外)


・外国船社1444回
 博多港 ①312回(①245回)
 長崎港 ②190回(②128回)
 那覇港 ③183回(③105回)
 東京港 ベスト10外(ベスト10外)

・国内船社 574回
 横浜港 ① 87回(①88回)
 神戸港 ② 72回(②55回)
 名古屋港③ 31回(③30回)
 東京港 ④ 17回(④15回)



 寄港は去年に続いて九州・沖縄に集中し、全然使われていないのが東京港の変わらぬ現状。江東区青海の新旅客船ターミナルで少しでも改善すればいいのだが。




(リンク)
2016年の訪日クルーズ旅客数とクルーズ船の寄港実績(速報値) (国土交通省)

#573 クルーズ船寄港は2年で6倍超! 九州・沖縄が圧倒的、東京港は10位圏外(どらったら!)


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