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#233 小池知事会見質疑まとめ 平成29年1月27日

内容は豊洲問題が半分。千代田区長選挙が半分。

やたらとスピード感を強調するが、豊洲問題の状況をみると何だかなぁと思う。

いつものように記者さんの質問は簡略化。知事の発言はそのまま。


【記者】豊洲の補償スキーム、来年の3月までの補償額の規模というのは幾らぐらいになりそうか。このスキームの内容で、業者の皆さんの理解は得られるという考えか。


【知事】この数字でございますが、今、ちょっと数字の独り歩きもあろうかと思いますけれども、まずはスキームをこれでセットするということでございます。
そして、様々な影響が業界、業者の方々に生じているのは確かでございますので、しっかりとした補償スキームでもって必要な補償を実施するもので、早期にこれを実現していきたいと思っております。
それから、納得については、いろいろと厳しい情勢もあり、ご事情はそれぞれ違いますけれども、納得していただけるようにきめ細やかに、それぞれのご事情を把握して、適切、そして誠意をもって対応をしてまいりたいと、こう思っております。
数字についてはざっくりといったところで、このスキームをベースに考えた上での補正予算の対応をしていきたいと考えております。

【記者】豊洲市場の問題、議会で百条委員会の設置を求める声が自民党内の一部の議員から。石原元知事に説明を求めるべきではないかという声が広がっているように思う。議会側の話ではあるが、知事として百条委、豊洲について、設置ありやなしや。

【知事】もうご承知の上でご質問されておられると思いますけれども、あくまでも議会がお決めになることだと、このように思います。
下村都連会長も、「石原さんは説明をすべきだ」とおっしゃっていたこともございます。改めて、この移転についての経緯などを再確認するという意味では、様々な方法があろうかと思っております。

【記者】来週の2日で就任から半年。半年を迎えての所感等。

【知事】今回の東京マラソンは、少し平坦なコースにして、その分、スピードが速く、高速コースになるということでございますが、これまでの100日、そして、そろそろ半年ということでございますが、これからも高速コースでいくだろうと、そう思います。要は、今、アメリカの大統領、新政権もできております。ロンドンも動きを見せております。世界のスピードは大変速いものがあります。それと、これまで抱えてきた古いと言いましょうか、積み重なった課題もございます。ですから、古いこれまでの課題を解決するということと同時に、既に予算案を、メリーちゃんとハリーくんを中心に、メリハリのきいた予算で、これからの待機児童対策なども待ったなしでございますので、単に過去の後始末では、これでは世界についていけません。ですから、これから何をすべきなのか、そして、東京が世界の都市間競争で後れを取らないように、いや、むしろリードするように、環境などにも配慮した、この予算案とさせていただいたところでございます。
ですから、これまでの体質を変える、都政の体質を変えていく。つまり3つの、私は要因があると思っております。まず質です。それから量です。それからスピードです。つまり、質の部分というのは都政の体質を変えていくということ。
量ということでいうならば、例えば、待機児童について、今回400億円ほど予算をドッとつぎ込むというような形。それから環境に対して。それから不燃化とか、耐震化とか、そういったセーフシティに資するものといった予算をガッとつけるということによって、これは量の確保であります。
それと、スピード感です。スピード感というのは、今申し上げましたように、世界の流れが極めて速いというところで、過去を振り返るだけではなくて、もっと先を見た形で、それをスピード感を持ってやっていくということが新しい東京、つまり東京大改革につながるものだと、こう思っております。



【記者】明後日、千代田区長選が告示。知事は区長選をどう位置付け、どのような姿勢で臨まれるか。どの程度応援に入る予定か。


【知事】間もなくスタートする千代田区長選でございますけれど、一言で言うと「区民ファースト」、区民がお決めになるということに尽きるのだろうと思います。しかし、千代田区も東京の特別区、23区の1つであります。そして、私が今進めようとしている東京大改革をともに進めるということでは、私はふさわしい人として応援をさせていただいております。
出陣のときには伺いませんけれども、これからポイントポイントで、この応援に入ることもあろうかとは思います。
何よりも今、都政の方で大変多忙を極めているということなので、あまり十分には入れないかと思いますけれども、そのような形で東京大改革を進める都民ファーストを実現するために、区民ファーストの方を応援したいと、こう思っております。


【記者】区長選に関連して、東京大改革を支持する会派というのは都議会でも今たくさんある。そういった会派や議員に応援を要請するということはあるか。

【知事】それは候補予定者の方の事務局が中心になってやっておられると思います。東京大改革を進めようという仲間は、それぞれ自発的に応援に駆けつけるのではないでしょうか。

【記者】知事から直接要請するということは、今のところ考えていない。

【知事】そうですね。基本的には候補者の方の事務局が中心になって、スケジュールであるとか、それから緑を中心にしてキャンペーンを繰り広げるとか、そこは候補予定者の方の事務局で準備をされているということだと思います。


【記者】都議会に関連して。1つ目は、今週、知事の政策に共鳴する地域政党が立ち上がった。どういう方が代表としてふさわしいか。
知事の二元代表制についての考えを。議会の最大の役割はチェック機能だと思うが小池知事色の強い地域政党だと、その機能を果たすことができるのかという不安は残る


【知事】それは是非、これまでの知事に質問していただきたかったと存じます。チェック機能を果たすべき議会と、そして知事との関連というのは、これは時に緊張関係、時に協調ということ、これによって、都民にとって一番の都政が行われることが、これが最大だと思っております。だからこそ都民ファーストと、このように申し続けてきているわけであります。
基本的には、今の都議会の、よくテレビで、今の定数が127名で、構成がこうなっている、ああなっていると言いますけれども、それは今の姿であって、今後は大きく変わる可能性もあるわけで、それに縛られない発想とか分析が必要なのではないかと、このように思っておりますし、既成政党がどのような変化を遂げていくのか、既成の会派がどのような変化を遂げていくのかというのは、それこそ都民の皆様が選ぶ結果になるかと、このように思っております。
それから、都民ファーストの会が立ち上がりました。これまで私を支えてくれた、私はファーストペンギンという言葉をよく使いますけれども、その3人プラス豊島区の現職区議であります。それぞれやはり理解をしてくれる方々が、都議会の方におられるということは、これは先ほども申し上げた質と量とスピードという観点では、そのスピードの部分を担っていただけるのではないか、こう期待をしているところであります。
私の立ち位置については、今後考えていきたいと、こう思っております。


【記者】豊洲の関係、先日のPTで豊洲の事業継続性が議論され、前提条件はあるものの、豊洲では年間100億円の赤字になると。市場会計全体でも、平成40年には150億円の経常損益が出るというような試算も。豊洲ないしは市場会計全体の継続性について、小池知事の受け止めと考えは。

【知事】非常に重要なご質問だったと思います。今考えていることは、これまで既に豊洲市場建設に投入した土壌汚染浄化の為の費用であるとか、建設費であるとか、こういったことの計算と、それから、築地を改修するためにどれぐらいかかるのかといったような計算と、同時に、今後の市場の在り方そのものについての見通しをしっかり持っておくということが極めて必要だと思っています。よく言われる持続可能性ということであります。この築地1つを見ましても、議論を重ねて、昨年の11月7日に移転が決まるまでの間に30年間の日時が費やされている間に世の中変わってきているわけです。という中で、物流が「BtoB」。「BtoC」にはならないけれども。ここが非常に革命的に変わっている中において、持続可能性というのをもう一度チェックする必要もあるということで、市場PTの方でそういった議論、分析をしていただいている。
それから、行政の立場としての市場会計の持続性というのと、そういったところを両方合わせて客観的に冷静に見ていく必要があるのだろうと思っております。
いずれも数字の方は、様々な分析をした数字でありますし、それから、先ほどの補償スキームの中での数字も全て積み上げてという話ではございません。何ら確定したものではございませんけれども、大体の目安として、そういったことを念頭にしながら、一体今後の市場がどうあるべきなのかという未来も見据えた判断も必要になってくるのではないか、このように冷静に考えているところであります。



【記者】豊洲補償スキーム。財源は市場会計の建設改良積立金、11月7日の移転を知事が延期されたのは総合的な判断で、市場の枠にとどまらない懸案について解決が必要ということで延期されたなら、一般会計から負担するという考え方もあるように思うが。市場会計で今回の補償に対応するというところで知事の考えは。



【知事】現時点での考え方でございますが、たとえ総合的な判断に立ったとしましても、現時点で申し上げるならば、今、移転先である豊洲の安全性の確認をもう一度しっかりと再調査しましょうという段階でございます。その中においては、市場会計の中で回していくというのが基本的な考え方であります。その答えに尽きるのではないかと思っております。


【記者】千代田区の区長選の結果がどう東京大改革だとか、小池さんが新しく考えている新党に影響するか。
それから、千代田区長選、前回の都知事選のときには、千代田区では1万5000票、小池さん。片や内田さんグループの都連の方は…

【知事】増田さんね。

【記者】半分ぐらい。

【知事】そうですか。

【記者】今回の選挙は、圧倒的に優勢ではないかなと思うが。

【知事】いや、何とお答えしていいのか、よく分かりませんが、今回の千代田区長選は東京大改革を前に進めるのか、後退させるのか、その大きな目安になると、こう考えております。ただ、区民の方々は区民のニーズを考えておられる、その判断をされるわけで、それで申し上げると、大変これまでも実績を重ねてこられた現職への区民の皆さんの支持というのは大変高いものがあるなと客観的に見ております。
ですから、区民があくまでもお決めになるけれども、それは私にとりましては、やはり私が応援している方が東京大改革の千代田区における、何というか、それを進めることにご協力をいただけるということを期待しての話でございますので、そのあたりは、先ほど申し上げたように東京大改革という私の掲げている旗が折れるのか、若しくは更にはためくのか、その1つの目安になると思っております。
それから、考えておられる新党とか、皆さんはあちこちでいろいろ分析していただいて、誠にありがとうございます。しかしながら、政治というのは大きく動くものでございますので、そこはまだ決めているわけでもなく、しかし、選択肢としてはあるということであります。ないかもしれません。ということでございますので、そこは1つの目安になるといえば目安になるといっても、不正確ではないと思っております。

【記者】圧倒的優勢であるかどうかということについて。

【知事】それは区民の皆さんが…。ただ、何ていうのでしょうか、あまりそういうのは、アナウンスメント効果を誘うようになっては困るなと思うので、あくまで区民の皆さんがお決めになることだと思っております。
それから、事前のいろいろな数値が独り歩きしますと投票率が下がるという話にもつながってきますので、できるだけ多くの方々がご判断を示される、投票率が上がるということは適切だと思います。

【記者】都議選。日本維新の会と選挙区の調整など協力を進める考えは。また、知事は、先日の民放番組で、松井知事とはまだ直接お目にかかったことはないと。今後面会の予定は。

【知事】2つ目のご質問でございますが、具体的には何もございません。それから、いろいろと改革を進めていくという点では、大阪でいろいろな実績を重ねてこられていること、これについてはいろいろと参考にさせていただいているということであります。選挙区調整等々については、これは有権者の選択肢を狭めるものでもあり、しかしながら、東京大改革という私の大きな目標に向かうという点では、選挙では往々にして行われるものであり、そのあたりを、それこそ総合的に判断する必要があろうかと思っております。

これで終わりでございます。ありがとうございました。

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どらったら!(平成26年〜28年秋)の続き。
中央区とその周辺に関するメモ。

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