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#290 都営バスが均一料金制の理由について考えてみた 多摩地区は対キロ区間制だけど

こんなツイートをジャム親父さんがしていた。



 距離別運賃を導入したらどうなるんだろう。ちょっと考えてみた。



 久しぶりの仮説のエントリ。

▼都営バスの運賃制は2種類
名称未設定

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(東京都交通局)


 都営バスは23区内で均一料金制、多摩地区では対キロ区間制となっていた。


 対キロ区間制のような距離別料金を導入する場合には乗客それぞれについて、乗車地点と降車地点の把握が必要になるので、乗車時に整理券やICカードによる乗車地点の記録を行い、降車時に精算を行うことになる。

 例外はあるとしても、精算をする場所は方法を問わず、原則、運転席付近となるだろう。そうすると、後扉乗車➡︎前扉降車が乗客の流れになる。降車時に乗車する旅客との動線が重なる。



 一方、23区内のような均一料金制では前扉乗車で精算➡︎後扉降車となる。
 流れとしては動線が重ならず自然だ。非常に混雑している場合は前扉降車も可能(見たことがある)。


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 都営バス事業は赤字ときどき黒字のような状況。そんな中で都営バスの均一料金制エリアに距離別運賃を導入するには、ICカードのセンサーの新規設置など設備投資がバカにならないし、降車時の運賃収受では時間がかかったりと効率も落ちるだろう。積極的に採用するには、もっと明確なメリットがないと難しいのではないかと想像した。



 はっきりした資料は見当たらなかったが、採算性の厳しい郊外路線では距離別運賃が採用されることが多いような印象を受けた。採算性の高いエリアでは均一料金、そうではないエリアでは距離別という大まかな傾向はありそう。

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中央区とその周辺に関するメモ。

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