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#323 「豊洲市場の安心・安全」と「築地市場の安全」に関する小池知事の説明メモ

東京都の小池知事が平成29年3月3日の定例記者会見東京都議会定例会一般質問の中で、豊洲市場の安全・安心と築地市場の安全性について発言をしている。


現時点のメモ。




▼豊洲市場に関する安全と安心

平成29年3月3日の定例記者会見
【記者】共同通信の川口と申します。石原さんについてなのですが、これから3時から会見をされますが、石原さんは、これまで取材に対して、「小池知事は安心と安全を混同して迷路に迷い込んでしまっている」ということをおっしゃっていたのですが、それについての受け止めと、知事は安心と安全をどのように分けて考えるか、教えてください。


※記者は小池知事に対して「安心と安全をどう分けて考えているのか」と尋ねた。




回答全文

【知事】まず基本的に、安心と安全の定義、そこの議論に入ると、まさしく迷路になってしまうと思います。ただ、安全というのは科学的、法律的な根拠に基づくということが一般的なベースになろうかと思います。安心というのは、例えば、消費者、都民の皆様方が、「ああ、これで安心」といったような、ある種の消費者としての理解、そしてまた、そこに寄せる信頼といったようなことではないかと思います。これを両方含めて必要なことではないかと思います。


結局、消費者として選択をする際に、これが安心なのか安全なのかということについては、特に食品については、なかなか日本の消費者というのは厳しいわけですから、そこの部分はきちんとした科学的な、そしてまた法律的な根拠を示すことによって、正確な情報を示すことによって、それが得られるものと。


今、豊洲の問題につきましては、例の9回目の調査を、モニタリングをやったところ、あのような数字が出てしまって、この安心の部分、ましてや安全の部分でさえ、かなり崩れてしまったわけであります。だからこそ再調査をするのであって、さもなければ、きちんとした安全も安心も得られないということになろうかと、このように整理をしておりますので、何も迷っているわけでもございませんし、また、都民のために何をすべきなのか、一番お困りの業者の方々にはどのような安心といいましょうか、これまでに、実際に被害を被っておられる方々に対しての、何というのでしょうか、しっかりとそのカバーをするということなどで、きっちりと整理させていただいていると思っております。




まとめると

・安全は科学的、法律的根拠に基づく
・安心は消費者の理解、信頼というもの

・安全と安心の両方が必要で、特に食品について、安全と安心はきちんとした科学的根拠、法律的根拠を示し、正確な情報を示すことでそれが得られる。9回目のモニタリング結果で安心/安全がかなり崩れた。再調査しないと安全も安心も得られない。



こんな説明をしたことになる。




▼築地市場の安全について

 自民党都議団の川松議員が平成29年3月2日の都議会一般質問で次のような質問をした。


今、築地か豊洲かということで、市場に世間の関心が高まっています。具体論が先行しておりますが、きょうは総論であります・・・
 さて、築地市場について、マスコミの報道を受けて、都民の皆様、国民の皆様から、私のところへ心配しているという声が届いております。築地市場が現在稼働している中で、私も、今の報道はとても心配しています。
 そこでですが、記者団から築地の安全性について問われた際、
知事は、安全だという認識を示されました。その理由をお伺いいたします。


これに対する小池知事の答弁。

築地市場の安全性についてのご質問がございました。築地市場の敷地はコンクリートやアスファルトで覆われておりまして、土壌汚染対策法等の法令上の問題はなく、人の健康に影響を与えることはないと考えております。




※安全であることの根拠として
「土壌汚染対策法等法令上の問題が無い」
  ➡︎「人の健康に影響を与えることは無い」

という説明をした。

安心については「示唆」にとどまり、明言はしていないともとれなくもない。

・・・


あくまで現段階のメモ。
今後の流れに注目しておく。


(リンク)
 平成29年3月3日の定例記者会見(東京都)
 平成二十九年東京都議会会議録第四号(東京都議会)


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Author:どら
どらったら!(平成26年〜28年秋)の続き。
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