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#365 「豊洲に法令上問題はなし」と都幹部、築地には課題多数指摘 都議会予算特別委員会 総括質疑より 平成29年3月14日

東京都議会予算特別委員会の総括質疑(平成29年3月14日)より。



 相当長いので、意味の曖昧な小池知事の答弁は省略して、東京都幹部の発言をまとめておくほうがいいだろう。豊洲に法令上問題はなく適切に整備されてきたことと、築地は多くの課題を抱えていることを東京都の幹部が答弁している。



(築地市場)
築地市場16棟(3階建で床面積1000㎡以上、市場機能維持に重要な建物)のうち6棟は耐震基準を満たさず

近年の集中豪雨などの大雨の際、築地市場では売り場や駐車場等で、雨どいから水があふれたり、路面冠水など、市場機能に影響。マンホールから水があふれ出すことがあると聞く

築地市場用地

  過去 海軍の武器の製造所、アメリカ軍のドライクリーニングの工場、病院

  現在 市場衛生検査所、ターレの整備工場、ガソリンスタンド

 これらの施設には、土壌汚染の原因となる物質が使用されているものがあり、市場用地内には土壌汚染のおそれのある区域が存在することが推定される


営業しながらアスベスト含有建材の撤去を行う場合、工事区画を密閉するなど、徹底した飛散防止対策が必要売り場や通路を封鎖する必要営業に支障を来すことから、相当困難を伴う工事に


地下水は、飲み水として利用したり、市場業務に用いたりせず、摂取経路が遮断されている状態であれば、市場の運営や人の健康に影響を与えることはない


・築地では主に水道水を使用ろ過海水を市場内洗浄の一部及び活魚用水に使用地下水については使用せず。



(豊洲市場)

・豊洲市場用地は、盛り土、アスファルト、コンクリート等により、土対法上必要な措置済み

・豊洲市場は建築基準法や土壌汚染対策法など、さまざまな関連法令にのっとり、適切に整備を進めた。設備も、労働安全衛生や食品衛生の観点から、法令に基づいた措置昨年末、建築確認済み証の発行によりまして、施設の安全性について、改めて確認。




(築地調査)
・築地市場の敷地に埋設されております給水管あるいは雨水管等
、正確な位置を示した図面はない

ボーリング調査が必要となる場合には、改めて地下埋設物の調査を行う必要が出てくるのでは

知事から調査指示。

第一段階としましては、地歴の調査を改めて行った上で、表土五十センチについて調査そこで汚染物質が確認されれば、さらに十メートルのボーリング調査。その間に、配管等についても調査。








小池知事以外の市場移転問題関連答弁をまとめておく。


○村松中央卸売市場長 平成八年度から二十五年度にかけまして、築地市場の都有施設のうち、三階建て以上及び床面積の合計が一千平方メートル以上の建物を基本に、地震で被災した際に市場機能が麻痺する可能性の高い建物などを選定いたしまして、十六棟の耐震診断を実施いたしました。
 これらの十六棟のうち、五棟は耐震基準を満たしており、また五棟は工事を行うことで耐震基準を満たしました。残りの六棟は、市場業者の店舗の移動が必要となる場合や、売り場が筋交いで分断されてしまうなど、市場業者の営業継続に支障が生じることとなり、十分な工事を実施できなかったものでございます。


○村松中央卸売市場長 先ほど申し上げました都有施設のうち、三階建て以上等につきましては、防災上重要な施設ということで選定いたしまして耐震診断を行い、その結果に基づきまして、現在六棟が耐震基準を満たしていないと、そういうことでございます。



○村松中央卸売市場長 市場業者の店舗の移動が必要になる場合だとか、売り場が筋交いで分断されてしまう場合だとか、いろいろそういった経緯がございまして、十分な工事を実施できなかったものございます。

○村松中央卸売市場長 築地市場の過去五年間の修繕費の概算でございますが、平成二十三年度が三億一千六百万円、二十四年度が三億一千五百万円、二十五年度が三億二千八百万円、二十六年度が三億七百万円、二十七年度が一億五千万円でございます。



○村松中央卸売市場長 近年の集中豪雨などの大雨の際、築地市場では、売り場や駐車場等におきまして、雨どいから水があふれたり、また路面が冠水するなど、市場機能に影響がございました。
 雨どいや排水管等につきまして、日々の点検や清掃を小まめに行うなど、大雨による被害の防止に努めてまいります。



○村松中央卸売市場長 今ご質問のマンホールから水があふれ出すと、正確な件数は把握しておりませんけれども、そういったことがあるやに聞いておりますが、その場合につきましても、日々の点検あるいは清掃、こうしたものに取り組んで被害の防止に努めていくこととしております。



○村松中央卸売市場長 開放型につきましては、一般的に、施設が開放型になっておりますので、さまざまな自然の影響があると。閉鎖的な施設につきましては、そういったことがございませんので、空間の中では環境が保持されていると、一般的にはそのように考えております。



○遠藤環境局長 環境局に対しまして建設局から提出された届け出書によれば、築地市場用地には過去には海軍の武器の製造所でございます造兵廠、アメリカ軍のドライクリーニングの工場、病院などがございまして、現在も市場衛生検査所、ターレの整備工場、ガソリンスタンド等があったことが記載されていることを確認しております。
 これらの施設には、土壌汚染の原因となる物質が使用されているものがあり、市場用地内には土壌汚染のおそれのある区域が存在することが推定されております。

○西倉建設局長 平成二十五年の築地大橋の橋台工事で、掘削した土砂から環境基準の一・六倍のフッ化物と二・四倍のヒ素が確認されました。
 なお、当該現場では、土壌汚染対策法の規定に基づき、アスファルトや五十センチメートル以上の普通土で覆うなど対策を講じておりまして、人の健康に影響を与えることはございません


○遠藤環境局長 三月二十五日の届け出に関することに関しましては、二月二十日に知事にご報告を申し上げております。(「何年」と呼び、その他発言する者あり)昨年三月に、二十六年の三月に届け出られた届出書に関しましては、開示請求等に伴いまして二月二十日に私の方で知事に報告をしております。


○遠藤環境局長 失礼いたしました。年度を正確に申し上げておりませんでした。本年の二月二十日にご報告を申し上げております。

○西倉建設局長 お答えいたします。新聞社から二十九年三月一日に、当局が行いました土壌調査につきまして開示請求がございました。その内容について三月三日に知事に報告し、三月七日に開示をしております。



○村松中央卸売市場長 営業しながらアスベスト含有建材の撤去を行う場合、工事区画を密閉するなど、徹底した飛散防止対策が必要となります。そのためには、売り場や通路を封鎖する必要が生じるなど、営業に支障を来すことから、相当困難を伴う工事となります。
 都としては、引き続き日々の監視を行いまして、市場で働く方々の労働環境にも配慮しながら、営業に支障のないように取り組んでまいります。



○村松中央卸売市場長 地下水は、飲み水として利用したり、市場業務に用いたりせず、摂取経路が遮断されている状態であれば、市場の運営や人の健康に影響を与えることはないと考えております。
 築地市場におきましては、地下水は飲用に利用されておらず、敷地を覆うなど、法令上の措置を適切に講じております。




○村松中央卸売市場長 築地市場におきましては、主に水道水を使用しておりまして、その他、ろ過海水を市場内洗浄の一部及び活魚用水に使用しております。
 地下水については使用しておりません。



○遠藤環境局長 豊洲市場用地につきましては、盛り土、アスファルト、コンクリート等により、土対法上必要な措置はされているというふうに考えております。



○遠藤環境局長 土壌汚染対策法上は、適切な盛り土、それから一定の厚さでのコンクリート、アスファルトによる遮断が必要とされており、豊洲市場用地につきましては、基本的にそれらの措置が講じられているものというふうに考えております



○村松中央卸売市場長 豊洲市場につきましては、建築基準法や土壌汚染対策法など、さまざまな関連法令にのっとりまして、適切に整備を進めてまいりました。
 設備につきましても、労働安全衛生や食品衛生の観点から、法令に基づいた措置を講じております。
 昨年末になりますが、建築確認済み証の発行によりまして、施設の安全性について、改めて確認したところであります。
 また、都民の安心の確保に向け、地下水モニタリング調査も行っております。


○遠藤環境局長 土壌汚染対策法上、封じ込めその他、行わなければいけない措置は幾つかありますが、その中で行われている盛り土は行われております。今、知事がお答えになりましたのは、専門家会議の中で、土対法を上回る措置としての盛り土をすることについてのお答えかというふうに存じます。


○遠藤環境局長 築地市場に限らず、土地の改変につきまして、さまざまな民間事業者も含めまして、土地利用の履歴調査に基づく届け出が行われております。これらの土壌汚染の有無に関する届けについては、その段階での公表は通常いたしておりません。
 今回、築地市場の土地利用の履歴届については、開示請求があったことや、記者説明などで、さまざまな、都民やマスコミなど、質問が寄せられている中、築地市場における過去の土地改変工事について公表することになったため、合わせてお知らせすることとしたものでございます。

○村松中央卸売市場長 検査済み証につきましては、昨年末に特定行政庁から得ておりまして、その時点で豊洲市場の建物の安全性については確認されたところでございます。
 しかしながら、公表につきましては、私ども、これは行政手続の一環という認識のもと、とりたててその時点では公表をしていなかった。さきの代表質問を受けまして、現在、中央卸売市場のホームページでも公表してございます。


○村松中央卸売市場長 築地市場の土壌汚染につきましては、環境確保条例に基づきまして、本来、環境局に届け出を行わなかった工事が八件ございます。過去に届け出漏れをしておりまして、現在、早期に環境局の方に、まずその届け出をする予定になっております。
 その後、環境局の方の判断で汚染のおそれがあるとされた箇所につきましては、具体的に調査に入る予定になっております。


○村松中央卸売市場長 築地市場の敷地に埋設されております給水管あるいは雨水管等につきましては、おおよその位置を示した図面はございますが、詳細かつ正確な位置を示した図面はございません。正確な位置を示した図面はございません。



○村松中央卸売市場長 今後、ボーリング調査が必要となる場合につきましては、改めて地下埋設物の調査を行う必要が出てくるのではないかと考えております。




○遠藤環境局長 知事からは、中央卸売市場と環境局に対して、よく連携をとり、必要な届け出と調査を行うようにという指示を受けております。
 調査につきましては、まず第一段階としましては、地歴の調査を改めて行った上で、表土五十センチについて調査をし、その結果に基づき、必要があればボーリング調査をする手続になります。その間に、配管等についても調査が行われるものだというふうに承知をしております。




○村松中央卸売市場長 環境局長が答弁したとおり、まず環境局に届け出をして、その後、汚染のおそれがあるとされた地域につきましては、概要調査の表層五十センチのところの調査をいたします。そこで汚染物質が確認されれば、さらに十メートルのボーリング調査をしますので、その期間には、期間がかかりますから、その間に必要な調査を行うことになります。


・・・
 こういうのは、まとめておかないとわからなくなるな。

(リンク) 予算特別委員会速記録第二号(速報版)





(参考)
小池知事の答弁はこんな感じが続く。まとめる気が起きなかった。



○三宅委員 

・・・次に、土地取得といった手続上の問題についてお伺いいたします。
 先ほども申しましたとおり、土地取得等の手続上の問題につきましては、移転の可否には私は影響を及ぼさないものと考えておるんですが、この点、知事はどのようにお考えであるか、ご意見を伺います。


○小池知事 お尋ねの豊洲市場用地の取得の問題でございますが、まさしく本件につきましては、この議会においてさまざまな取り組みをしていただいているところでございます。
 そして、その取得の経緯につきましては、用地の選定、そして、土地の購入契約などの経過が不透明であるといった認識がされているところから、今、議会の皆様が大変ご苦労されているところかと、このように認識をしているところでございます。
 そこで、土地の取得にかかわります事実関係、それにまつわるそれぞれの責任について、都民の前に明らかにすることも重要だと考えております。
 さらに、東京ガスとの交渉記録の開示、住民訴訟に対します特別チームの編成などによりまして、ご指摘の土地取得に関します経過、そして問題の所在が明らかになるものと考えておりますし、皆様方のご努力に期待をするところでございます。 



※質問とは関係のないことを話している。


○三宅委員 済みません。知事、私が今お尋ねしたのは、手続上の問題が移転の可否にどのように影響を及ぼすのか、移転の可否にイエスかノーかといういい方じゃないですけれども、どのような影響を及ぼすのかということをお答えいただきたいと思っておるんですが、よろしくお願いいたします。



○小池知事 再度のご質問でございますけれども、この用地の選定、土地の購入契約などの経過が不透明であるということから、どのような経過で取得に至ったのか、このことを明確にすることが都民の皆様方の信頼にもつながると、私はこのように考えているわけであります。だからこそ、この議会におきましても、その経過についてのさまざまなご質問、そして、その経緯を明らかにするというご努力がされているものと考えております。
 豊洲の移転につきましては、これは、先ほどからご指摘ありましたような科学的な信頼性はどうなのかという観点、それから土地の取得がどういう経過であったのかという観点、さらには安全性がどうなのかという観点、まさしく総合的に判断すべきものだと、このように考えております。 



※手続き上の問題が移転の可否にどう影響するのかについて一言も答えていない




○三宅委員 移転の可否に土地取得の経緯というのがどのようにかかわっているのかというのを具体的に教えていただければと思うんですが、その辺、よろしくお願いいたします。 



○小池知事 恐縮でございますけれども、もう少し具体的に再質問をしていただけませんでしょうか。



○三宅委員 だから、何度もいいますが、これは手続上の問題なんですよ。これが豊洲の移転の可否、豊洲がどうして移転するのか、移転しないのか、それについてどのようにかかわっているのか、それをお聞きしているんですが、ちょっとわからないですかね。 



○小池知事 土地の取得につきましては、いろいろな選択肢の中から豊洲ということに収れんされていったと、このように、これまでの歴史的な経過から伺っているところでございます。

 そして、その取得におきまして、幾らで、どのような形で購入をするのかといったようなことを今、ご議論していただいているわけでございます。
 先ほどから申し上げておりますのは、そういったことも総合的に豊洲に対しての信頼性を高めるということにつながっていくわけでございますので、現在、この議会で行われているさまざまなご活動については、それらを高めていくためにも必要な活動であるということで、皆様方に多くを期待しているところでございます。 



○三宅委員 正面からお答えいただけないようですので、これはまた次の機会にお聞かせいただきたいと思っております。


※手続き上の問題が移転の可否にどう影響するのかについて最後まで答えず






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どらったら!(平成26年〜28年秋)の続き。
中央区とその周辺に関するメモ。

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