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#404 「現在の自動運転は運転支援であって完全自動運転ではない」 国土交通省が異例?の周知要請

 日産自動車の「プロパイロットシステム」というレベル2相当の運転支援機能を使用した車が、自動車販売店員の誤った認識でブレーキをかけずに走行した結果、追突事故を起こす事故があったそうだ(負傷者2人)。


これを受け国土交通省がメーカーや団体に「現在の自動運転はあくまで『運転支援』」とユーザーに周知するよう、異例の要請出したそうだ。




▼要請の内容
①要請先(5団体のトップ)
  日本自動車工業会会長
  日本自動車輸入組合理事長 
  日本自動車販売協会連合会会長
  全国軽自動車協会連合会会長
  日本中古自動車販売協会連合会会長



②要請内容(概要)
 昨年11月、千葉県八千代市で、日産試乗車が「プロパイロットシステム」を使用した走行中に前方停止車両に追突事故(2人けが)。自動車販売店員の誤った認識に基づく指示によりブレーキをかけなかったところ、走行環境の影響から衝突被害軽減ブレーキ作動せず。

 現在実用化されている「自動運転」機能は、運転者が責任を持って安全運転を行うことが前提の「運転支援技術」。車が自律的に安全運転を行う完全自動運転ではない。運転者は、機能の限界や注意点を正しく理解、機能を過信せず安全運転する必要。

 自動運転技術の開発普及促進に向け、自動車販売時に店員などに機能の限界や注意点を正しく理解しユーザーに十分説明するよう求める



(参考)日産自動車のプロパイロットシステム
名称未設定
(日産自動車)


 運転者が前方・周囲を監視しながら安全運転を行うことを前提に、車線維持支援、車間距離制御支援、衝突被害軽減ブレーキなどを行う機能。(下の表ではレベル2に相当)


名称未設定
(国土交通省)


・・・


 あまりこういった要請文は見ないので異例といっていいかも。
 現段階の「自動運転」は、運転支援技術。
 自動運転は現段階では技術以外にも課題が多い。
 今回は販売店店員の誤った認識が原因。


 死者が出なくてよかった。



(リンク)
 現在実用化されている「自動運転」機能は、完全な自動運転ではありません!! (国土交通省)
 高速道路 同一車線自動運転技術。プロパイロット(日産自動車)

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