#411 2040年に向けた新宿まちづくり案 滞った都市機能更新図る 平成29年夏、整備方針策定へ

2040年に向けた新宿エリアのまちづくり案が公表された(平成29年4月17日)。

全般に新しい都市機能を盛り込むというより、半世紀にわたり滞っていた都市機能の更新が柱となっている。
新交通の導入などはない。この案に関する意見を募集するそうだ。夏には段階的な再編を踏まえた具体的な整備方針をまとめる予定。




▼まちづくり案概要


名称 「新宿の新たなまちづくり(案) ~2040年代の新宿の拠点づくり~」


①拠点整備の必要性

 新宿駅周辺は1960年の新宿副都心計画で都市整備が行われて以降、半世紀にわたり大規模な機能再編がなされていない。機能更新の時期。



②新宿駅周辺地区の問題点


名称未設定 

(東京都)



・都内一の年間販売額/売り場面積も近年は下降傾向(都市機能)

・東京を訪問する外国人がもっとも多く宿泊、国内観光の拠点(都市機能)

特色ある地区は存在するが、一体性に欠け相乗効果が十分発揮できていない/駅を中心に老朽化した建物が点在/西口は機能が陳腐化、都市競争力低下


・駅周辺は自動車社会想定の基盤整備により、歩行者空間少なく、社会変化に対応不十分

・鉄道と道路でまちが分断

・歩行者動線に段差、複雑。



③段階的再編


名称未設定 

(東京都)



・駅直近地区の更新

 駅直近地区の再編を契機に拠点性を生かした多様な機能集積、交流・回遊性向上


・将来

 まちとのつながりの充実強化、周辺地区の機能更新の促進

 質の高い国際交流拠点の形成を図る




④新宿駅周辺地域の方向性イメージ


名称未設定 

(東京都)


細かく見ていくと

・新宿駅直近地区 交流機能と新宿の顔を備えた交通結節拠点の形成

・西新宿超高層地区 BCP性を備え、賑わいのある国際ビジネス創造拠点の形成

・西新宿七、八丁目、西新宿三丁目西地区 多様なライフスタイルを支える住環境の強化

・代々木地区 教育文化機能と調和した商業業務機能の強化

・歌舞伎町地区 国際的なエンターテイメント拠点の形成

・新宿駅東口地区、西新宿一丁目地区 回遊性の高い商業集積エリアの形成


このほか、

 新宿中央公園と新宿御苑を結ぶ「まちとみどりをつなぐ連携軸の形成」

 歩行者の回遊性を高める多面的、多層的なネットワーク機能を整備するエリア


などが明記されている。



⑤新宿駅直近地区の整備の方向性


無題 

(東京都)




・都市機能 国際水準の多様な機能集積による高質な交流拠点形成

・都市基盤 賑わいと交流を生み出す歩行者に配慮した駅前広場への再編や多層的ネットワークの形成

・賑わい交流 まち全体の魅力や活力を高めるわかりやすく人に優しい多層な都市空間の創出

・空間・景観 まちが結節する空間における、快適で高質な「顔づくり」


・・・


やりたいことがもやーっとわかるが、例えば、歩行者の回遊性を高める多面的・多層的ネットワークと言われてもいまひとつわかりにくい。文言のブラッシュアップが必要ではないかな。

 例えば湾岸エリアに準ずる交通システムの導入を打ち出してもよいのではないか。20年も先の話なのだから山手線の東西を貫く臨海部BRTの虎ノ門=新宿延伸とか盛り込んじゃえばいいのに。幹線道路同士の交差が多いから高架化か地下化が必須になるだろうけど。


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中央区とその周辺に関するメモ。

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