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#433 小池知事定例会見 記者質疑応答まとめ 平成29年4月28日 記者「豊洲売れんの?」 知事「容積率ごにょごにょ」

東京都の小池知事の記者会見で市場問題部分を中心に抜粋。


毎回、内容の薄い記者会見。
付き合わされる記者さんも大変だと思う。

今回は
・移転問題の総点検はすすんでいる。行政手続きなので一歩一歩進めている。
・百条委員会については回答せず
・都議選、市場移転を争点したくないといったことはない
・豊洲市場持続可能性、6000億かけたので、20年持つと言われても疑い残る
・豊洲の土地売却、いろんな分析がある。

これぐらいか。


 特に豊洲の土地売却について、

記者が
・「民間企業だと一般会計からの貸付は困難」(都見解)
・2000億程度で都が東京ガスから購入、それが3000億とか4000億とかで売れるのは楽観的
・景観条例とか都市計画がある中で売却するということが現実としてあり得るのか

と指摘。


これに対して知事は
 いろんな分析があろう、と質問には直接答えず、
 一般論として、容積率を変えることで土地の価値は変わる
 本当に平べったくしているわけでありまして、ある意味、もったいない
と、こんなことを申していたわけでございます。





これまで同様、記者さんの質問は要約。知事回答は全文。


【記者】築地市場移転問題で、今週いくつかの会合でいろいろな議論。今時点の知事の受け止め、移転の判断の時期。

【知事】ご承知のように、昨日は第2回の「市場のあり方戦略本部」を開催いたしまして、私自身も出席をいたしました。これまでのさまざまな分析であるとか調査、そして、築地の場合と豊洲の場合と、それぞれの環境面などの比較なども行いました。それから、特に会計といいましょうか、お金の面で、持続可能性は一体どうなのか、また、それに、これまで国費が投じられてきた分であるとか、そういったところを、築地案、豊洲案、それぞれわかりやすくまとめさせていただいたところでございます。
以前から申し上げておりますように、11月に発表させていただきましたロードマップ、これを1つずつ、地下水のモニタリングを終えることも含めて進めてきたわけでございまして、総点検が一歩進んだと思っております。
そして、その時期については、これを着実に。これ、行政手続きですから、しっかりと一歩一歩を重ねていくということでございまして、いくつか、例えば、専門家会議の、まだ積み残している部分の具体案が出ておりませんで、それについても早期に出していただければということを、昨日、私も申し上げたところでございます。1つずつ積み重ねていくということには変わりがありません。


【記者】百条委員会なんですが、浜渦元副知事の偽証認定に向けた可能性が高まっている一方で、偽証認定に反対する自民党の委員長が辞任の意向を示して、今日は不信任案というような流れ。何か迷走している感も。

【知事】皆さんも私の答えが想像おつきになるだろうと思います。あくまで議会の方でこのようにお決めになったり、行動されておられることでございますので、見守りたいと思っております。

【記者】「都議選の争点に豊洲問題はしたくない」ということを仰ってたと思うが、結論をどう出す考えか。

【知事】はい。ジャーナリストの方々も、言葉は正しくお選びになったほうがいいと思います。「争点にしたくない」とは申したことはないと思います。私は争点という言葉は使いましたけれども、争点の1つとして捉えているということでございます。実際に都民の皆さんの関心も大変高いわけでございます。それに対してどう答えていくかということが、今、先ほどからのご質問のように、その答えを出すべくということで、タイミングがどうなるのかというのは、今、1つずつ重ねているので、それについてどの時期ということについては、今、この時点でお答えできないだけの話でございます。
ですから、争点というか、関心事の、重要な関心事の1つと認識をいたしております。

【記者】公明党の方と、意見がちょっと違う。その辺の整合性は。

【知事】今のご質問の意味もちょっとよくわからないです。私は、時期について、今、申し述べてはいないわけで、整合性も何もないんじゃないでしょうか。ということでございまして、それぞれ各政党が、今、考え方などをそれぞれの観点から述べておられるということだと、このように認識しております。


【記者】昨日の「市場のあり方戦略本部」で、知事がもうちょっとここは詰めたいと、詰めないと判断できないと思われている分野は。積み残しは。争点の件、都政運営のあり方という観点で問うという争点の捉え方か、それとも移転の是非そのものが争点になるという考えか。

【知事】まだ議論が足りない部分でありますけれども、まだ「市場問題PT」の方も報告書をまとめているという最中でございます。そしてまた、築地ではなく、豊洲の方については、安全性を追求してきた「専門家会議」が、まだ足りない部分があるとして、今、その具体案を待っているところでございます。そこの確認をとる必要があるかと思います。
それから、昨日のペーパーの中で興味深いところといいましょうか、東京は全て中央市場になっていて、街の位置づけが違うということもあるんですが、市場の位置づけが違っていて。それは、地方の場合は、かなり市場の運営が厳しくなっているという、その違いがあるんだろうと思います。昨日も、豊洲に移った場合に20年の会計についての持続可能性がありましたけれども、それが20年だったらいいのかというと、そうではないと思っております。ですから、持続可能性についての、さらにこれが、6000億かけているんですからね、20年はもつと言われてもどうかなと、私はまだ思っておりまして、そのあたりもさらに研究していく必要があると思います。
あと、何よりもヒアリングをすることが重要かと思います。やはり私は消費者の選択ということもずっと申し上げてまいりました。そういった物流、いわゆるスーパーなどの買い手の方々、それから消費者に一番近い小売りの方々、どう考えておられるのかという点もヒアリングを重ねていきたいと思っております。
肝心の方々には、昨日も、豊洲の使い勝手の問題などもございました。これらの点をクリアしていく必要があるかと思っております。
争点について言うならば、部分最適もさることながら、全体最適をいかにして求めるかというのは、運営者である東京都の責任であると思っております。

【記者】これまでの都政運営なのか移転の是非なのか。

【知事】両方だと思いますね。消費者、そして都民は全体を見ていると思います。

【記者】戦略本部のことで。昨日、終わりの方に武市財務局長が会計についてプレゼンテーションをされたと思うんですが、その中で、豊洲の土地の評価について、「民間企業ですとか都の一般会計からの貸付は厳しい」という表現が見解として示された。その財務局の見解については。豊洲の売却について、あそこは2000億程度で、都が東京ガスから購入しましたけれども、それが3000億とか4000億とかで売れるということは、私は楽観的な数字なのかなとは思うのですけれども、現実的に3000億や4000億で、景観条例とか都市計画がある中で売却するということが現実としてあり得ることと、知事はどうそこはお考えなのか。


【知事】いろいろな分析があろうかと思います。豊洲について、実際に売れるのかどうかも含めてでございます。これは一般論として、例えば容積率を変えるとかですね。そういったことによって、土地の価値というのは変わってくるものだと思います。もっとも、あそこでも指摘されていましたように、いろいろな都市計画の中でのことでございますので、すぐに右から左へと売れるものではございません。しかし、今後、あの土地は、どのようにして豊洲市場として、より効果的に活用していくのかということも、今後長い間には考えていくことになるのではないかと思います。非常に、例えば容積率など、本当に平べったくしているわけでありまして、ある意味、もったいない部分もありますよね。今後、これからの結論次第でありますけれども、築地も含めて、その土地の活用ということについては最大限有効なものを模索するのは当然のことだと思っております。
あと1問でお願いします。

【記者】都議選前に知事が移転の可否を判断するということは、時期としてはないということですか。

【知事】いえ、そんなことございません。今は1つずつの課題を、粛々と行政手続きとして進めているということでございますので、都議選とのタイミング云々については、これは白紙でございます。



・・・


 あいかわらず中身の薄い会見。
 わかっていることは明快に答えることがあるので、
 結局、わかっていないのだと思う。



(リンク)
 小池知事「知事の部屋」/記者会見(平成29年4月28日)
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