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#462 水素ステーション本格整備へ新会社設立 トヨタ・政策投資銀など11社

燃料電池車に水素を供給する水素ステーション事業でトヨタなどが出資して新会社を作り、10年後に300の水素ステーション新設を目指すらしい。(日本経済新聞、平成29年5月18日)


正式発表もなされた。どうやら新会社設立という話のようだ。


普及が遅れている燃料電池車のインフラ整備を促進して、普及を後押しするねらいだろう。



▼発表概要

 政府は平成42年までに全国に900箇所のステーション整備、80万台の燃料電池車普及目指しているそうだ。

 新会社設立を含む水素ステーション整備での協業に向けた覚書を交わしたのはトヨタ自動車、JXTG、東京ガス、出光興産、岩谷産業、ホンダ、日産自動車、東邦ガス、日本エア・リキード、豊田通商、日本政策投資銀行の11社。


覚書抜粋
 計11社は、この度、燃料電池自動車(FCV)向け水素ステーションの本格整備に向けた協業の検討に関する覚書を締結しました。
 
本覚書は、水素・燃料電池戦略協議会「水素・燃料電池戦略ロードマップ」(2016年3月22日付改訂)の官民目標(2020年度までに水素ステーション160箇所の整備、FCVの4万台普及など)を踏まえ、表記11社を中心にオールジャパンでの協業によりFCV普及初期における水素ステーションの本格整備の検討を加速させるべく、合意・締結されたものです。
本覚書の締結は、FCV普及初期における水素ステーション事業の諸課題を踏まえ、関係各社がそれぞれの役割(※)を果たし、協調することで、FCV需要の最大化が狙える水素ステーションの戦略的な整備と、それを踏まえた着実なFCVの普及を目指すべき、との考えに基づくものです。
 
かかる協業の具体的な形態として、表記11社は2017年内の新会社の設立を検討した上で、当該新会社による水素ステーションの整備・運営支援に関する新たな施策の実施による着実な整備促進、規制見直しを含む整備コストの低減及び運営の効率化への取組を通じ、FCVの普及拡大と水素ステーション事業の早期自立化、ひいては我が国の水素社会の実現に貢献することを目指します。



・役割分担
 インフラ系:水素ステーションの整備運営
 自動車メーカー:FCVの普及拡大、普及初期の水素ステーション運営支援
 金融機関:ファイナンス等の支援


資本金 数百億円(報道)
新会社設立時期 平成29年内

その他(報道)
 水素ステーション 現在98箇所➡︎平成37年320箇所、10年後400箇所
 ステーション増設により建設費用(ガソリンスタンドの2倍以上)も下がることを期待。
 JXTG(40箇所)、岩谷産業(20箇所)のステーションは新会社に移管の方向。



▼整備の遅れが目立つ水素インフラ

JXTGの水素ステーション(40箇所)
名称未設定
(JXTG)


東京周辺はこんな感じで少ない。
名称未設定 
(JXTG)

東京都臨海部の「10」はDr.Driveセルフ塩見公園店



岩谷産業の水素ステーション(20箇所、平成29年4月)
名称未設定 
(岩谷産業)



このうち「イワタニ水素ステーション東京有明」は何度か取り上げている。


・・・

 燃料電池車の普及に向け、公用車に燃料電池車を積極的に採用していくことは舛添前知事が語っていたと思うが、現小池知事は語っていたかな。そういえば都民ファーストの会が議員公用車の廃止公約を打ち出した(日本経済新聞、平成29年5月4日付)ようだ。燃料電池車の導入を少しでも後押しすればいいのにね。





(リンク)
 水素ステーション (岩谷産業)



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