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#509 ロンドンの高層住宅火災、国内の状況を調べたら死者が1人出ていた タワマンの定義に注意が必要

ロンドンの高層住宅火災で多くの人が犠牲になった。
国内の高層住宅火災ではどうなのか気になるところ。
少し調べてみたら、国内のタワーマンション火災でも死者が出ていた。



「タワマン」の定義がない点に注意が必要(特にダイヤモンドオンラインの記事は曖昧)。





▼NHK備える防災より(平成24年9月)
・国内の超高層建築物でも小規模な火災は発生している
・複数階延焼の例はない

・東京都江東区の28階建てマンションのケースは24階で発生。防火対策の出火住戸と共用廊下などの局所火災にとどまる。


◯超高層建物(高さ31m超)の防火対策の基本
①出火、火災拡大防止
 スプリンクラー/内装の不燃化など
 防火区画は1000㎡(通常は3000㎡)

②煙制御、避難経路確保
 特別避難階段=廊下/居室と階段の間に付室を設け煙が流入しないようにしている

③耐火性能維持
 超高層建物の消化には時間がかかるため

(その他)
・一旦火災が発生すると全員が安全に地上に避難するまで1時間近くはかかる
・火災の非常ベルは出火階と出火階の直上、直下の階でなるのが普通。聞こえれば火災は近い




▼タワマン火災は東京で10年間に83件(ダイヤモンドオンライン、平成29年6月14日)

・15階以上の高層の共同住宅が平成24年に約85万棟(総務省)
・東京都では83件の火災発生、死者はでていない(東京消防庁)
※注意、記事中の「タワマン」の定義、ここれは15階以上の高層共同住宅か。いわゆる「タワマン」とは違うような気がする。




▼ニュースになったタワーマンション火災(平成28年1月〜平成29年5月)
①平成29年1月23日 東池袋 26階建の2階 死者1、搬送10人
②平成28年2月8日 埼玉・所沢 31階建の15階 負傷2人

ほかはちょっと見当たらず。結構少ないみたい。
ただ、死者は1人出ていた。


・・・

 26階建てなら「高層共同住宅」と言えるだろう。火災で、少なくとも国内では死者はでていないようだ。死者が出ていた。複数階に延焼したケースは平成24年以降あるかもしれない。


 タワーマンションでの火災はまだまだ珍しく、窓から火炎が出るような大きなものは、ニュースになる程度の頻度だろう。わかったら付記しておこう。


(リンク)
 超高層建物の火災安全対策を考えよう(NHK)
 タワマン火災は東京でも10年間に83件(ダイヤモンドオンライン)


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中央区とその周辺に関するメモ。

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