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#529 築地跡地に東京2020の輸送拠点構築は「綱渡り」 「移転準備間に合わない」と難色の業者も 報道より

豊洲市場移転判断の遅れが東京2020大会の輸送に与える影響について日本経済新聞(平成29年6月27日)が指摘していた。

築地市場跡地に計画されていた2020大会向け輸送拠点(赤)の構築スケジュールがギリギリの綱渡りになっているという内容。

名称未設定 
(築地市場、中の人作成)=緑は暫定地上ルート、赤は対象エリア(推定)


小池知事が目指す平成30年5月の市場移転には業者との調整も必要なようだが、業者からは間に合わないという声も。なかなかわかりやすい記事だったのでメモしておく。


石井折箱店さんのツイッターより



 場内の事業者さんは混乱しているようだ。





▼記事概要

◯築地市場跡地に計画する輸送拠点の概要
・環状2号線北東側に3000台分の仮設駐車場
・対象は築地市場跡地23ヘクタールほどのうち十数ヘクタール

※築地場外と環状2号線の南西側を除くと18ヘクタールほどだった。
名称未設定
(中の人作成)


・東京2020大会前に築地地上部に開通する環状2号線からの出入りを可能にする
・築地の立体駐車場を一部使う。

名称未設定 
(築地市場、中の人作成)=緑は暫定地上ルート、赤は対象エリア(推定)


・大会期間に使う輸送車両6000台のうち、バス1000台、乗用車2000台の拠点に。残り3000台分は都内数カ所で確保。輸送拠点には駐車場、運転手向け食堂、休憩所を整備。車両の燃料施設、休憩所も設置。

・築地は選手村に近く新国立競技場への導線上にあり、輸送拠点の立地としてすぐれている


・駐車場の適地は少なく、築地に確保できなければ大会中に都内各所に渋滞が発生し、経済活動と市民計画に悪影響がでる懸念があった




◯工事スケジュールについて
・駐車場整備 約1年
・駐車場整備先立つ解体工事 約1年半
これらを並行して進める。


・小池知事は豊洲移転について平成30年5月を目指すと表明
・業者は「平成30年5月では準備は間に合わない」と難色

・小池知事は地下トンネルの東京2020大会前開通は断念、地上道路を大会前に開通させ大会輸送に使う方針
・地上部道路整備は平成31年春までの市場移転が前提。
・移転協議が難航すれば輸送計画全体が狂う恐れ


工事スケジュールのイメージはこんな感じか。
 名称未設定
(中の人作成)


※解体工事18カ月➡︎駐車場整備12カ月。工事開始を平成29年7月とし、2つの工事を順番に進める場合、工事終了は平成31年末という状況。


・・・

①築地市場の移転実施までは場内市場で営業する業者がいることになるので、解体工事は限定的に進めざるをえない。
②市場内に深刻な対立を生じている状態で、移転協議が順調に進められるのかどうか

➡︎その上で間に合うかどうか。


この辺がポイントか。


 工事としては舗装を剥がして更地にした後、被覆し直す感じかな。2016大会招致では当初、築地にプレスセンターを仮設する計画だった。
 その計画は、埋蔵文化財調査や土壌汚染対策を加味した工事期間ではなかった。仮設の場合はそれでもいいのだろう。


(リンク)
 築地跡、五輪輸送拠点に 3000台の駐車場仮設(日本経済新聞)

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どらったら!(平成26年〜28年秋)の続き。
中央区とその周辺に関するメモ。

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