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#536更新① 自民歴史的惨敗の都議会議員選挙結果を受けて 党そのものが信頼を失った結果か

今後4年間の東京都政の方向を決める東京都議会議員選挙が終わった。

思うことを少し書いておこう。


 都民ファーストの会が49議席を獲得して圧勝し、都議会自民党は現有勢力を半分以下に減らす23議席で歴史的な大敗を喫した。


無題 
(NHK)


 市場移転問題などで戦う材料があったはずの中央区でも自民党が惨敗しているところを見ると、相次ぐ失策で有権者の信頼を失い、政策論争をたたかわせる土俵にあげてもらえなかったのではないかという気がしている。





こちらは以前のツイート。


5月下旬の調査での支持率は
自民党 25%/都民ファーストの会 22%

1ヶ月後の6月下旬の調査での支持率は
自民党 23%(ー2)/都民ファーストの会 26%(+4)
と逆転している。


その1カ月の間に、自民党にとってマイナスの話が少なくともこれだけあった。

6月15日 組織犯罪処罰法改正案の参議院委員会採決省略で本会議採決
6月19日 加計学園問題で安倍総理が記者会見し「政治不信招いた」と謝罪
6月22日 豊田議員の暴言に関する週刊新潮報道
6月27日 都議選応援での稲田防衛大臣の「自衛隊」発言と撤回
6月29日 下村博文都連会長の裏献金疑惑報道(週刊文春)


1つを弁解するだけでも短い選挙期間中には取り返しがたいマイナスなのに。


 高い人気の小池知事にもエラーは多かった。自民党が都議会の第1党を守るには、政策論争に巻き込むことが必須だったが、これでは耳を傾けてはもらえないだろう。負けるべくして負けた感が強い。


・・・



政党支持には「強い支持」と「弱い支持」の2種類があると思う。
どんな状況でも基本的に特定の政党に投票する「強い支持」。
公明党や共産党の支持層はだいたいこれで、そして地方の自民党支持層もこれに近い。
中央区や江東区の湾岸エリアの一部の人もこのグループに入るだろうか。


もう一つは無風か、それに近い状況で特定の政党に投票する「弱い支持」で、大都市圏に多い。
無党派層と分類されることがあるかも。
特定の政策に共鳴するというより、消去法でその時々の支持政党がきまるようなグループもこれに入る。


今回の都議会議員選挙では、「弱い支持層」と「無党派層」が大挙して都民ファーストの会の候補に投票したのではないだろうか。都民ファーストの会は政策が支持されたというより、自民党が相次ぐ失策で「弱い支持層」を失い、都民ファーストの会の圧勝につながったのではないかと推測している。



◯更新① 追記(平成29年7月5日)

これは103票差で当選を果たした川松議員(墨田区)のツイート。


 これを読むと、今回の都議選は「弱い支持層」どころか「強い支持層」の一部も切り崩されて都民ファーストの会に投票したことがうかがえる。自民党にとってはより深刻。普段通りの選挙運動ではなすすべもなく落選というケースも多かったろう。

 川松議員の墨田区選挙区では出入りでわずか52人の投票行動が明暗を分けた。

 自民党の候補に対して猛烈な逆風の中で、市場移転問題などで貴重な発信を続けた川松議員。そうした姿勢が自民支持層の票が逃げるのを抑え、支持層以外からの票をわずかに取り込む結果になったのではないか。

 ほんのわずかな姿勢の差が明暗を分けた、そんな気がする。


・・・


 今後4年間の都政の舵取りは与党・都民ファーストの会に委ねられた。都政を前に進める責任がある。後ろを振り返る政策ではなく前へ進む政策を期待したい。




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コメント

No title

今回の選挙、驚いたのは湾岸地域も結局投票率が高くなかった(らしい)こと。
結局マスコミに結果を支配される日本の選挙に嫌気が差して投票に行く気がしないのか、それとも自分たちに関係ないとでも思っているのか。

どちらにしろこうなった以上都政は小池氏の思うがまま。
東京の発展に尽くしてくれることを祈るしかないですね。

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どら

Author:どら
どらったら!(平成26年〜28年秋)の続き。
中央区とその周辺に関するメモ。

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