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#547 小池知事記者会見質疑まとめ 「知事の代表就任に二元代表で問題ないが懸念持つ人いる➡︎知事に専念がいい」 平成29年7月7日

平成29年7月7日の東京都知事記者会見質疑まとめ。

知事答弁はこんな感じか。
(都議選)
・都議選で36人の女性議員、議論がより生活者の目線に。

(都民ファースト)
・都民ファースト、自由な議論の上、最終的にワンボイスは必要。どんな組織でも。意見がまとまる過程の公開は、そうした方向が自然。
意思決定をしっかりしないと買いの存続に関わる。
・都民ファーストの候補者選定を知るのは野田氏と小池知事のみ。
・都民ファーストの議員は自由な発言禁じられているのでは?➡︎発言ストップとは聞いていない


(二元代表制への懸念)
・知事が会派代表は二元代表制で問題ないが、懸念を抱いている人はいる。知事に専念したほうが公約や政策実現につながる。
・知事の特別秘書が都民ファースト代表。二元代表制への懸念は?➡︎彼は知事ではない。知事を補佐する立場。



(市場移転)
・市場移転のスケジュールは、各方面の要望聞き精査中。スピーディに進めたい


 恒例のスカスカの答弁。




いつもと同じく、記者質問は概要、知事の答弁は全文。

【記者】都民ファーストの会は、追加公認も含めて55名という、都議会の半分近い最大の勢力。知事は「ワンボイスで」という言葉を使い会派の意見を統一するという考え。議会の最大会派の意見を統一する前提として、そこに至る議論の過程を活発で、かつ自由な議論ができることを担保しなければいけない。

【知事】今回、都民ファーストの会、合わせて55名が当選をされました。それぞれスキル、専門性に富んだ方々が新しく都議会に加わられるということは、それだけで都議会が変わるということにつながると思います。
それから、かつてなく、36名の女性の議員が誕生したということは、こちらの方も都議会の、まず景色が一新するということと、それから、議論の中身がより生活者の目線に、一般的な話として、まず、生活者の目線がより多く取り入れられるのではないかと思います。都政に今後厚みを加えるという意味では、新しい議会の議員の方々が、都議会を通じて発信され、さまざまな都政を決めていかれるというのは喜ばしいことになるのではないかと思っています。
それから、都民ファーストの議員の皆さんがこれからどのような形にして、そして、自分の意見と、それから組織としての意見とどう取りまとめていくのかというのは、まさしく会の運営上の話にもつながってくると思います。

これは、私の経験上の見方でありますけれども、やはり意思決定のシステムがきっちりしていないと、何ていうんでしょうか、自由闊達と、それから、何かを組織として決めるというのは、これ、別物であります。自由闊達な意見を交わしながら、最後は決を採ると。その決に従って、組織人として動くというのは、これがあり方ではないかと思います。そういう意味で、ワンボイスというのは、どんな組織であれ、最終的には必要だと思います。

これまでいろいろと見てまいりましたけれども、さまざまな、これから、委員会ごと、党で人員を決めていくことになろうかと思います。そこの前捌きといいましょうか、会としての、どのような判断をするのかなどは、ここは闊達な議論があって良いと思うのです。そのことが会の活力につながると思います。これはどの政党であれ、どの会派であれ同じことだと思います。しかしながら、最後は結論をとって、その結論については、組織として従っていくというのが普通の姿ではないか。もちろん、テーマによって、例えば、国会でも、命にかかわることなど、例えば、臓器移植の問題などのときは、むしろ会派の壁を取り払って個人で採決を行うというようなことがありましたけれども、いずれにしましても、意思決定システムを確立させるということは、特に、これだけ大所帯になったことも含めて、重要なことだと思います。
そしてまた、それぞれ活発な意見で、途中は違うことがあるとも思うのです。また、メディアの皆さんは、そこのところを、分派とか、いろいろ分かれてるとか、書きたいでしょうけれども、むしろそれは活力だととっていただいて結構かと思っております。



【記者】今後、都民ファーストの会の55人がどのような意見でまとまるのかというのは、都政の重大課題が、そこである程度決まっていくという重みを増していくと思う。そのプロセスを報道陣、あるいはインターネットで知事の一丁目一番地である情報公開で公開は?


【知事】中身にもよるかと思います。例えば、自民党であるならば、総務会は頭撮りという形になっております。後でその報告をするとか、いろいろ内容によって違ってくると思いますが、基本的には見える化ということを都政に求めるというのであるならば、会の方では、そのような方向性をとるのが自然ではないかと思っております。


【記者】積極的に情報公開していただけるというふうに理解した。豊洲と築地の問題。基本方針は知事ご自身も認める生煮え。今後どのようなスケジュールで、どういうプロセスで、いつ頃を目途に具体的な計画を、収支も含めてしめすのか。


【知事】市場の問題につきましては、今日も農水大臣の山本大臣のもとを訪ねまして、今回の基本方針、そしてまた、今後の移転に係るさまざまな追加工事などで安全性を確保した上で、そしてまた、業者の方々との連携の中において、最終的には農水大臣の認可が必要になってくるということから、その際は、ご認可の方をよろしくということをお願いに参りました。
しかし、その前に、まず豊洲市場に関連して、今後のあり方なども含めて、9関係局長との連絡会議というのを設けております。今、詳細に、横串を刺した形で、豊洲移転にかかわるさまざまな課題、それから各業界から出ているご要望などを精査しているところであります。先ほども指示を出しましたけれども、できるだけ早く、そのスケジュールとともに、その内容を詰めていくようにということを申し上げたところでございます。都庁組織が一丸になっていくということが必要だと考えております。
そして、市場移転に関する関係局長会議での議論をベースにしまして、関係各所、しっかり連携をとると、意見交換もせよということを、先ほど申し上げましたように指示をしておりますので、そういった意味で、これからスピーディーに進めていきたいと考えております。
その中には、今後の費用の問題、負担などの点についても、しっかりと分析をしていくということも含まれております。

【記者】基本方針、告示日直前に発表。先ほど仰った、55人の都民ファーストの新都議さんたちの自由闊達な議論を経て決められたものではなく、知事がお決めになったものを公約という形で示された。今後、55人の会派の皆さんと議論をなさるご予定があるのか。都民ファーストの新しい都議になられる方たちは、会の許可がなければ取材を受けられないと。ほとんど自由に発言をしていない。自由な発言をお認めになっていくのか。


【知事】はい。もう自由に発言されてる方もおられます。
そして、豊洲の問題などについて一人一人の意見を聞いていないということでございますけれども、それについては、基本方針を進め、そしてまた、地域によって、豊洲に直接関係するところもあれば、消費者として関係するところがあるということで、その辺りは、今後の濃淡はずっと引き続きあろうと思います。

それから、豊洲のみならず、他にも課題は、例えば、受動喫煙の問題などについても、これからいろいろな議論を経て、そして条例化へ持っていくというために、活発な議論こそ必要だと思っております。発言をストップしていたと私は聞いておりませんけれども、既にブログなど、大変活発な方もおられることですし、また、むしろ、その辺りがあまりにもベースに基づかないことを書かれても、むしろ困るなというか、都民の皆さんが迷われるのではないかなと思っております。
それから議員一人一人の能力と、それからそういった発信についての責任と、それを感じていただけるように、オン・ザ・ジョブ・トレーニングになるかと思いますけれども、大切な55人は、大切な都民の皆様方の代表でございますので、しっかり、その責を担っていただけるものと考えております。

【記者】自由闊達な議論というのは、大変活力だということに共感。小池知事らしく、情報公開を徹底して、プロセスの透明化していっていただきたい。


【記者】都民ファーストの会の代表、今回、投開票日の翌日に知事は代表を降りて、また野田代表に戻られた。その決定をお2人で決められたということで、報道のインタビューでも、今後、運営方法を改善されたいと。どういう方法を考えられるのか。特別秘書が代表を務められるということに以前からも批判も。

【知事】都民ファーストの会、一言で言うとベンチャーとして新しく出発したばかりでございます。その意味では、きっちりとして、それこそ意思決定機関というのは現時点、その時点では役員2人ということでございますので、まずそこで決めさせていただき、それぞれ関係のところに通知をさせていただきました。

そして、今後でありますけれども、やはり意思決定機関をしっかりしなければ、それは会の存続にかかわるという話だと私は認識しておりますので、その辺はこれまでの経験を踏まえながら、文字どおりアドバイスをしていきたいと考えております。それから、野田代表は、候補者の選考から、現時点で全ての人員を知り得る唯一の人と言っていいかと思います。私以外には。ということで、これから会の組織をまとめていくのにふさわしい人物と考えております。今後の展開については、それぞれまた、会の中身を充実させながら考えていきたいと思っております。


【記者】9月議会に向けて、条例の提案など検討していくということで、具体的に、改めて議員提案の条例はどのようなものを検討しているのか。最も優先するものがあれば。


【知事】これから会の中で詰めていってほしいと思っておりますけれども、少なくとも今回のこの都議選において一番訴えてきたのが、古い議会を新しくということでございました。議会の改革ということで、どのような形がふさわしいのか、そのまま議運だけで決めることができる項目もあるでしょうし、例えば今回2人出産を控えている女性議員が当選をいたしました。これに対してどのような形で、そもそも規則として必要なのかどうかも含めて、検討する必要があるだろうというのが議会関係のその中身を詰めていくということだと思います。
それから、これを条例化していくことについては、議会改革の中身、条例化したり、公用車の使い方などは、わざわざ条例化するということの必然性があるのかどうか、それも検討をしていただければと思っております。

それから、今回具体的に条例の話に及んでおりましたのが、やはり受動喫煙の防止関連の条例でございます。ご承知のように、国分寺、国立から選ばれた岡本光樹さん、弁護士でありますが、まさしくこのことを実際に手がけてこられた方でございます。受動喫煙防止を全体の中でするのか、それとも、特に生活の場としての選択肢が少ないお子さんを別にするのか、ちょっとこれは、まさしく議論していく必要があろうかと思っておりますが、この受動喫煙に関する条例づくりというのは、早々にできるのではないかと思っております。いずれにせよ、377の項目について、そして13の大項目と377の一つ一つの細かい話も含めて地域ネタも含めて、この今回、公約の中に盛り込んでいますので、それをカテゴライズして、そして、予算を手当てするのか、それとも条例にするのかということを改めてみんなで議論していただければと思っております。


【記者】都民ファーストの会の代表について。知事は、都議選が終わった翌日の3日の報道陣の取材に対して代表を退任されるということを明言。その前日、未明の都議選の結果を見ながらの報道陣の取材に対しては、二元代表制への懸念について、全くもって問題ないというような発言。その代表云々ということは仰ってなかった。一夜明けて、なぜそこら辺の考え方が変わったのか。一夜明けて、禁じていたアルコールを飲んで、頭をすっきりされて、いろいろ考えるところがあったのかどうか。


【知事】はい。私は基本的に二元代表制の問題はなかろうかと思います。しかしながら、今回これほど多くの議席を都民ファーストの会が頂戴をして、第1党にまで躍り出てという中において、やはりここはむしろ一線を画したほうが皆さんの、懸念を抱いている人は懸念を抱きますので、それを払拭し、そして、私はむしろ知事に専念する形で進めた方が、都民の皆様方の都民ファーストに求められたさまざまな公約であるとか、政策を実現するということにつながりやすいのではないかと考えたわけであります。本当にこれほど多くの候補者が、ほぼ全て当選するということは、私にとっては想定外でございましたので、一言で言うと、やはりやり過ぎは良くないという思いで考えたところでございます。

【記者】その二元代表制への懸念を持たれる方がいらっしゃると、そういった方への配慮もあって退かれた、というご説明だったか。その二元代表制への懸念ということを仰るのであれば、知事の影法師とも言うべき特別秘書の方が代表をされているということは、やはりそこも二元代表制への懸念というのは残るのではないか。


【知事】少なくとも、彼は知事ではないわけでございます。補佐する立場であります。直接その者ではないし、また、議会で答弁をするという者でもございません。先ほど申し上げましたように、今回、大所帯になりました。まだ誰が誰と、それぞれ横のつながりがあるわけでもありません。そういう中において、リアルなこの組織運営ということについて言うならば、今代表として務めてもらうというのがふさわしいと思っております。まず何よりも、皆様方の期待で生まれたばかりの組織でございますので、あるときは大胆に、あるときは慎重に進めていくということが皆さんの期待に応えることにつながるのではないだろうか、このように思っています。


・・・


 足元ばかり見ている。もっと未来を語ってほしいものだ。


(リンク)
 小池知事「知事の部屋」/記者会見(平成29年7月7日)
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Author:どら
どらったら!(平成26年〜28年秋)の続き。
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