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#600更新① 小池知事定例記者会見質疑まとめ 豊洲千客万来、もはや他人事 移転基本方針の財源等検討記録の不存在認める 平成29年8月10日

小池知事定例記者会見まとめ。

就任以降、最悪と言っていい記者会見。


(豊洲市場千客万来施設)
・築地に海産物扱う施設ができると撤退現実味と業者
   ➡︎知事:いろいろと経営方針があるのだろう
・業者は来週にも文書で築地の具体像を質問する
   ➡︎知事:何も決まっていないので答えようがない



(臨時会開催時期)
・移転目標の来年5月に向け臨時会開催を早めたのか
   ➡︎知事:日経が早まって5月と報道した。(東京五輪への準備があり)移転を一旦決めた市場関係者に、もう一度確認させてもらう時間が必要。

(参考)小池知事、朝日、日経、読売のインタビューに「来年5月目標」と回答(6月中旬〜下旬)
名称未設定
(グーグル)



(市場移転基本方針)
・情報公開請求で豊洲移転基本方針で財源、運営費など検討した記録がないが
   ➡︎知事:ない。政策決定だから




 この会見を見る限り、万葉倶楽部さんの豊洲・千客万来施設からの撤退は決定的だろう。そして撤退を発表した場合、小池知事は「業者にもいろいろな事情があるのだろう」と話すのだろう。


 あと、注目されている「私はAI」発言。都民にどういうことか分かりやすく話してほしい。
 検討記録「不存在」と「存在するが非開示」というのは、検証可能性の点で天と地ほどの差がある。



さらに、橋下徹元大阪市長は「これは政策判断や政治判断ではない」と指摘。


同感。






いつものように記者質疑は要旨、知事回答は全文(市場関係のみ)



【記者】補正予算案。9月20日(水曜)にも第三回の定例会が招集される見通し。なぜ今月の28日(月曜)に、改めて臨時会を招集し補正予算案を提出するのか。


【知事】もう、一言で言いますと、「豊洲市場に早期の移転を円滑に行うため、それを最優先させる」ということでございまして、速やかにこの補正予算案を提案することで、議会の皆さんにもご審議いただき、そして、そのための臨時会の招集を決定をするということでございます。これまで、6月20日(火曜)、先ほども申し上げましたように、市場の移転問題については基本方針を述べさせていただいて、関係局長会議で詰めてまいったところでございます。できるだけ早く、その予算の部分も決めておこうということでございます。それに尽きます。


【記者】今回の補正予算案の中で、築地の再開発に向けた検討として2,000万円。さらに、有識者による検討委員会も補正予算が成立後に設置する。再開発の具体像について知事の方から、サンフランシスコの「フィッシャーマンズワーフ」を例に。千客万来施設、豊洲市場の施設をつくる業者が、海産物を扱う施設ができた場合は、撤退の現実味を帯びてくると答えている。知事の受け止めは。


【知事】経営をされる方については、いろいろと経営方針がおありなのだろうと思います。都が運営しようがしまいが、いくつか、築地についての開発というのは、誰かがやることになっていたでありましょうから、これからいろいろと検討をして、築地を生かすという方法と、それから、豊洲市場、これをしっかりと中央卸売市場として育てていくと、この両方を行っていくという点については変わっておりません。
それから、築地の再開発検討会議については、補正予算が決まり次第、早期に設置をして、また、メンバーなどについては、今後検討していくということでございます。例を挙げれば、さまざまでしょうけれども、専門家の方々などを含めて、築地の持つ地域特性であるとか、ポテンシャル、事業の進め方を一体どういう形にしていくのかなど、検討をしていただくということでございます。そして、民間から、来年度から民間からのヒアリングを実施などもする予定といたしておりますので、そのやり方なども含めてご議論いただければと考えているところでございます。


※小池知事得意の言い回し「誰々はいろいろとお考えがあるのだろう」で、万葉倶楽部さんのことは他人事に。この回答は撤退決定の決め手になるかもね。


【記者】「フィッシャーマンズワーフ」のイメージは、知事の中での変更のはあるか。

【知事】いろいろな例が世界中あるのではないでしょうか。それをどうするかを検討していくということであります。

【記者】業者が来週中にも、築地をどんな施設にするかということを、具体像を都に質問状という形で、郵送で文書で質問する。

【知事】だ何も決まっておりませんので、お答えのしようもなかろうかと思いますけれども、しかしながら、今後、豊洲を守って、そして築地を生かしていくという基本方針だけ、今出ているところでございます。いずれにしましても、まずは豊洲への早期の移転、そのためにも、臨時会で予算をお決めいただき、そして、先ほど申し上げました、環境の影響評価なども、手続きをきっちりと進めていくということでございます。それによって、豊洲への移転について、最優先で進めていくというこれまでの方針には、変わりがございません。6月20日以降の方針と。はい。


※「誠意を持って(万葉倶楽部側に)説明するよう指示した」と言ったのが前回の記者会見。何を説明させようとしたのだろう。


【記者】市場。定例会ですと9月。1か月早めたということになる。来年5月の移転に間に合わせるためか。招集は28日、会期がどれぐらいか。委員会の一問一答で知事が答え説明責任を果たされるというお考えはあるのか。


【知事】一番目の具体的にいま「5月」と仰ったのは、日経新聞が早まって「5月」と報道されたことをベースにしてお聞きになっているんだろうと思います。やはり市場の関係者の皆様方のご納得、理解ということを進めていく、このことが何よりも重要だと思っております。一方で、2020年の大会のデポということ、それから、そのための交通緩和のための渋滞を防ぐための道路などなどございますので、これは一旦お決めいただいた移転を延ばしてはまいりましたけれども、一旦お決めいただいた皆様方にもう一度、ご確認をさせていただく、その時間が必要かと感じております。
会期については、議会の方がお決めになることだと思います。そのやり方についても議会でお決めいただくということかと存じます。


※「来年5月目標」は小池知事自身が都議選直前に複数の報道機関のインタビューで話している。報道への責任転嫁。



【記者】豊洲市場の移転問題。知事が公表した市場と、豊洲と築地と双方に市場機能を残す方針について、財源や運営費など検討した記録が都に残ってなというのが毎日新聞の情報公開請求でも明らかに。最終判断が知事と顧問団による密室で下されて、情報公開という知事の方針に逆行するんじゃないかという指摘。


【知事】情報というか、文書が不存在であると、それはAIだからです。私があちこち、それぞれ外部の顧問から、それからこれまでの市場のあり方戦略本部、専門家会議、いろいろと考え方を聞いてまいりました。いくら金目がかかるかということについては、関係局長が集まった会議で、既にA案、B案、C案、D案と各種の数字が出てきております。よって、試算については既に公表されているものがあります。最後の決めはどうかというと、人工知能です。人工知能というのは、つまり政策決定者である私が決めたということでございます。回想録に残すことはできるかと思っておりますが、その最後の決定ということについては、文章としては残しておりません。「政策判断」という、一言で言えばそういうことでございます。


※注目のAI発言。市場移転基本方針について検討した記録が都に残っていないことを認めた方が重要。密室で決定についても否定せず。「政策判断」だからという理由。



【記者】臨時議会の関係。補正予算は豊洲市場の追加対策の部分が大きな数字を占めている。安全、安心に関して、知事はこれまで、過去に都議会が決議した付帯決議にこだわり。今回の臨時議会で、過去の付帯決議を外すというか、過去の付帯決議とは違うような形で都議会の方針も考えていってほしいというような、そういう議論を今回の臨時議会で求めるか。



【知事】今回、総計70億にならんとする補正予算、その中に追加の工事の費用など、専門家会議の対策に伴って行うということで計上させていただきます。それから、これまでの付帯決議というのは議会がお決めになったことでありまして、私がこだわっているというか、議会が付帯決議をつけるというのは、それは重きがあるから残ってきたもので、私はそれは尊重すべきだろうと考えてきたわけでございます。その上でどうするかは、まさしく議会が動かなければ、そこを都政の側からして、変えるというのはいかがなものかと思いますので、それこそ議会でご審議いただく必要があるのではないかと思います。どういうふうにするかは、まさしく議会の方でご議論をいただきたいと思っております。そして、また、プロジェクトチームなどでも、今後の安全についての法的、科学的なあり方、そして、また今後のあり方などいろいろご示唆もいただいております。これまでいろいろと議論を重ね、また実際のモニタリングなどを重ねてまいりました。その上に、今回、また70億かけて、さらに追加をしなければならないという現状でございますけれども、そこは、これまでのさまざまな専門家のご示唆ということを一つずつ丁寧に確保していくことが、結果としての豊洲市場の確立、中央卸売市場としての確立につながっていくのではないかと考えております。いずれにしましても、議会がこれから、始まったばかりではございますけれども、これらを含めてご議論をいただければと考えております。特に付帯決議の部分は、議会としての付帯決議でございます。


・・・

 今回の記者会見は特にひどい。

 いろいろあるが記者に対してではなく、都民に向けてわかりやすく説明してほしい。
 都民に対して同じことがいえるのかという疑問。

 万葉倶楽部さんに対して、失礼の極み。
 都民に対しても、失礼の極み。
 そんな印象。


(リンク)
 小池知事「知事の部屋」/記者会見(平成29年8月10日)
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