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#658更新①「市場移転および東京2020大会にかかる要望」(中央区)について 近く都知事に提出へ

中央区が区長名で東京都の小池知事宛に「市場移転および東京2020大会にかかる要望」の提出に向けた準備を進めている。すでに月島地域では地元住民に説明が行われたようだ。月島地域へのバス路線検討も含まれる内容。



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(中央区)



※ここでいう「月島地域」とは、中央区を3つの地域に分割した場合の中央区島部を意味する。注意が必要。



中央区の青木議員が文面を紹介している。






要望書(提出前なので「案」ということになる)の内容を見ておく。


▼要望書案について

①築地市場の豊洲への移転について
 築地市場の豊洲への移転が改めて表明されたところであるが、築地市場跡地については、環状第2号線の整備、東京2020大会での輸送拠点としての活用も予想され、移転については一刻の猶予もない状況である。
 そのため、関係者はもとより地元自治体である本区とも緊密に連絡、調整を図り、早急に移転時期を決定するとともに、着実に移転を実施すること



②環状第2号線整備について
 平成31年度末を目途に、地上部道路の整備を完了する方針が示されたところであるが、接続部となる新大橋通りや晴海通りなど周辺道路に慢性的な渋滞を招くことが懸念されることから、都市計画決定で示されている本線(地下道路)の早期全線開通に向けた整備計画や工事スケジュールを早急に示すこと



③大会時における築地市場跡地の活用について
 築地市場の跡地については、大会時の輸送拠点として活用することが示されたところである。大会時には多くの観光客等を受け入れる大都市東京において、築地市場跡地は極めて有効な一団のまとまった土地であることから、公共交通の玄関口である東京駅からの利便性も考慮しながら大型バス等の交通広場としても活用すること。
 また、跡地の更地化、交通広場の整備や大会時の給油・洗車施設など諸施設の配置にあたっては具体的な整備内容を明らかにするとともに、地元区と十分協議を行うこと


④築地の再開発に向けた検討について
 築地市場の跡地については、再開発をする方向で検討が進められるとのことであるが、築地市場移転後も、食文化の拠点として築地が育んできた活気とにぎわいを継承していくことは、大会後も多くの観光客を受け入れる成熟都市・東京において重要な課題であり、平成28年3月31日に本区と締結した「東京都中央卸売市場築地市場跡地の暫定貸し付けに関する覚書」を確実に履行し、本区および地域が取り組むまちづくりへの協力を継続していくこと。
 また、当該敷地は貴重な一団の土地であることから、将来的にも都心部の発展に不可欠な交通広場機能を持たせた計画とすること。
 さらに、当該敷地と環状第2号線とを結ぶ円滑な車両動線の確保についても検討すること
 これら具体的な検討に当たっては、関係者はもとより地元自治体である本区の意見を聞きながら進めていくこと




⑤月島地域の交通環境の改善について
 大会時はもとより大会後において、都心と臨海部とを結ぶ上で勝どきや晴海など月島地域の交通環境の改善を図ることは、本区のみならず東京の将来の発展において極めて重要な課題である。そのため、豊洲市場開場に合わせて路線バスルートの再編・拡充を確実に行うこと

 次に、環状第2号線地上部道路の開通に合わせ、BRT事業計画で示されている勝どきルートおよび晴海・豊海ルートの運行を開始すること。

 また、大会後早期に幹線ルートの運行を開始するとともに、選手村から住宅への改修工事が竣工し始める平成34年度には、選手村ルートの運行開始を確実に行うこと

 これと併せて、BRT事業計画で「構想路線」とされている環状第2号線から東京駅間のルートについて具体的な検討を進めるとともに、月島地域から東京駅など都心部へのバスルートの検討を行い、月島地域の交通環境の改善を図ること

 さらに、将来的には湾岸エリアのさらなる発展が見込まれることからも、都心部・臨海地域地下鉄構想の早期着工・早期開通に向け、常磐新線との直通運転化等も含めた事業計画の検討に積極的に取り組んでいくこと

(以上)





シンプルでわかりやすい内容。
・築地市場の移転では中央区ときちんと連絡調整しろ。さっさと移転時期を決め
着実に移転しろ
・東京2020大会が迫っている。環2地下開通のスケジュールを明確にしろ
・将来の再開発も含め、築地跡地には交通広場を整備し、環2からの車両動線も考えろ
・月島地区の交通をなんとかしろ





「月島地区の交通をなんとかしろ」の部分について

(新規バス路線)
 注目度の高いBRT、地下鉄構想のことも書かれているが、それより早い時期に実現する可能性がありそうなのは「月島地域から東京駅など都心部へのバスルートの検討」だろう。

 環2の状況を考えると、晴海通りへの負荷を増やすわけにはいかないので、想定されるバスルートは晴海通りを避けた形だろう。

 東京駅と豊海水産埠頭を結ぶ路線、東京駅と晴海選手村を結ぶ路線か。



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(中の人作成)


 晴海ルートはかつての撤退路線だが、住民が大きく増えているので交通結節機能用地をうまく使えば採算性は向上するだろう。



(BRT)
 ずいぶん前から同じことを書いているが、環状2号線が片側1車線の暫定運用では、臨海部BRTを運行しても「バス・ラピッド・トランジット」にはならず、最新鋭の車両を導入する意味が全くない。
 逆に信号の増加で環2、新大橋通りとも渋滞が激しくなりそう。



そんな感じ。

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Author:どら
①どらったら!(平成26年〜28年秋)
②dorattara(~29年11月)
の続き。

中央区とその周辺に関するメモ。

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