FC2ブログ

記事一覧

#661 小池知事定例記者会見質疑まとめ 豊洲風評被害の払拭「「これからも」真摯に対応していきたい」 平成29年9月15日

小池知事は批判的な内容に対する説明を避けるため、言葉数は多いが内容がスカスカの会見。見慣れた光景。


(まとめ)
・若狭新党とは関わる
ずっと議論ばかりしているのではなくて、ちゃんと答えを出して、スピード感を持って対応しなければ日本も首都東京も、置いてきぼりを食う」と発言。
・石原元都知事の責任を問う住民訴訟で責任の所在は判断される
・都民ファーストの代表をたった3人で決めたという選考過程の瑕疵には触れず「議論していけばいい」と容認。

業者の意向をどうまとめていくか➡︎そんなことより「都として丁寧にご説明をするということに尽きる」:これも回答回避の手法。移転決断の基準については回答せず。
・風評被害の払拭について「これからも真摯に対応していきたい」と回答。これまでも真摯な対応をしてきたらしい。




いつものように記者質問は要旨、知事回答は全文。


【記者】政治家としての知事の政治行動と若狭さんが模索する新党の関連性について。知事は実際どのように新党と関連するのか、しないのか。都民ファーストもどういう立場でかかわっていくのか。



【知事】若狭さんが呼びかけをされました政治を学ぶ塾、「輝照塾」と名付けられたようでございますけれども、明日がちょうど最初の講義、講座ということで、トップバッターとして、私が伺うことといたしております。
私が都知事として、そしてまた、都民ファーストの今回の都議選の勝利、これは一貫して訴えていることは改革であり、しがらみがないということを正面に出してきた。そういう中において、若狭さんが今提唱していきたいというのは、同じように改革を国のレベルで、そしてまた、スピード感を持って、そのためには、しがらみのない政治をやっていきたいということで、その仲間を集めておられるということであります。旗を若狭さんは上げておられるので、どういう方が来られるのかについては、私は永田町にはおりませんので、よく存じません。
ただ、そういったことをちゃんとクリアできる人でないと、メッセージが伝わらなくなりますよということは、若狭さんには申し上げているわけで、クモの糸のような形になっても、それは意味をなさないと思っております。
特に私は若狭さんに申し上げるのは、私自身は、基本的にいろいろなアドバイスをさせていただく。つまり、国もそうですし、都もそうですし、今、国際競争にこの国が打ち勝って、そしてこのような歴史的な大転換期において、ずっと議論ばかりしているのではなくて、ちゃんと答えを出して、スピード感を持って対応しなければ、日本も、そしてこの首都東京も、置いてきぼりを食ってしまいますよということで、そこでスピード感ある改革のためには、しがらみがあるとスピードが鈍るわけでありますから、そういったことをこれからも私はアドバイスをしていきたいと思っております。顔ぶれがどうなるのかというのは、よくわかりませんが、でも、本当にやる、この国のことを思い、そして改革の思いを明確にして、そしてそのことが客観的にもわかる方々が集っていただければ、それは国にとっても、東京都にとっても良いのではないかというスタンスでございます。


※「ずっと議論ばかりしているのではなくて、ちゃんと答えを出して、スピード感を持って対応しなければ日本も首都東京も、置いてきぼりを食う」と発言。
※知事は若狭新党と「関わる」との趣旨の発言。知事と都民ファーストとの関わり方については触れず

【記者】都民ファーストとの関連性は、要は都民ファーストと近い組織というイメージか。

【知事】そうですね、基本的に考え方を共有するということになるかと思います。はい。

※これは質問内容が曖昧かも

【記者】若狭氏への支援を知事は公言。若狭氏個人ではなくて、若狭氏と行動をともにする人、要は新党に対する支援という考えでよろしいか。

【知事】新党というか、改革への支援です。本当にこの国のことを考えると、先ほどから申し上げているように、気が付いたら日本そのものがガラパゴスになっているわけですよ、今既に。有名な財界を代表するような企業が今、解体されようとしているような状況にあって、こういう中で日本の柱である経済が揺らぐというようなことがあってはならない。そのためには、明確なビジョンと、それをやり抜く信念と、それがまず重要であると思っております。それを、みんな手弁当で集まってやるぐらいの気持ちでしないと、結局、またしがらみができてしまうということなのではないかなと思っています。
都民ファーストの会は、名称からして「都民ファースト」なので、国民というわけではないわけですから、そこを国民、日本という形で、どういう方がなさるのかというのは、私は大変関心を持っていきたいと思っております。


※明確なビジョンとそれをやり抜く信念が重要だそうだ。


【記者】改革への志を共有できた方は、若狭氏に限らず支援するか。

【知事】そこは若狭さんにお任せをしているところです。

【記者】わかりました。

【記者】石原元都知事の住民の損害賠償請求訴訟。小池都知事は、この1月頃に、弁護団を全部改組されてまでして訴訟に臨まれた。この石原都知事の責任についてどう考えているか。責任がないとお考えであれば、一体誰がこの責任をとるのか。


【知事】今、東京都と、そしてまた、訴えておられる方々と、それから石原さんの代理の方と、ある意味、三角のシステムで裁判が続いていると承知をいたしております。これまでも詳しく勝丸弁護士の方からも皆さんに別途レクがあったと思いますけれども、本件については、基本的に裁判というか、司法が判断をするべきものであるという認諾の点を挙げておられたと思います。そういうことで、法的な対処については、これからも続くと考えておりますし、また、それを判断するのはまさしく司法の方々であると私も聞いております。
そして、では誰が決めるのかというと、その司法ということになろうかと思っております。

【記者】小池都知事の判断として、責任がおありだから、その判断を司法に仰ぐというご判断があるのか。

【知事】いや、だって、まず訴訟になっているわけですから、それをどのようにして結論を出すのかというのは、司法の場において今行われているという認識でございます。


※「司法が結論を出す。判断する」と述べて、責任の所在を問う質問には回答せず。


【記者】都民ファーストの会の代表人事。荒木代表は、先日の記者会見の方で、「選考過程に瑕疵はない」と発言。一方で、「今後は、代表選挙も含めて協議を進めていきたい」。瑕疵がないなら代表選挙の必要性もない。代表選挙を例に出して、規約を協議していく方針について、都知事はどのように思われるか。代表選挙自体は必要か。


【知事】最初は、この規約を定めたころは、まさしくベンチャーで、もうわずかの人数で始めたということから、その規約もそういう形でつくられたわけでございます。その規約づくりにかかわった方も、今も議員として何人かおられるわけでありますけれど。ですから、規約に則って決めたというのは、まさしくそのとおりです。
今、規約が小さな政党というか、産声を上げたばかりの頃に決めたものと、今55人の都議会議員を有している中において、どういう議決をしましょうかというのは、おのずとそこに変化があってもよろしいのかと思います。まさしく、たった3人で決めたというのを皆さん、批判しておられるわけでしょ。であるならば、私はむしろ、普通の政党でも、どうやって、例えば都連の会長をどう決めますかって、まだもめているところもありますし、そういったことを考えてますと、議論すればいいと思ってるのです。ですから、それを新しい代表のもとで進めていきますということを、荒木代表が言われたと思っています。
それから、都民ファーストの議員、つまり都民に選ばれた議員の皆さんが自らの党をより活発にしていくという思いで、これから荒木代表のもとで、「では、どういう方法がいいのか」というのを議論していかれれば、政党としてもまた一歩進むのではないかと期待をしているところであります。

※たった3人で決めたという選考過程の瑕疵には触れず「議論していけばいい」と容認。


【記者】市場の移転問題について、補正予算が通って、いよいよ移転へ向けたスケジュールを着々とこなしていく段階。業者の意向は、これは知事の考えでは、業者がワンボイスでなきゃいけないのか、それとも、例えば過半数ぐらいが了としているようなプランでもう移転を決断できるか。業者の意見をどうまとめていくか。



【知事】意見をまとめるのが挙手なのか、ボーティングなのか、どうするのか、そういう手段よりは、むしろ皆さんの、事業の関係者の皆さんにご理解をいただくように、しっかり都として丁寧にご説明をするということに尽きるのではないかと思っております。皆さんもそれぞれ豊洲に新しいブースをお持ちであったり、いろいろな準備もされてきたことも事実でございますので、それについては、しっかりと都の方から今後のことについても、また、追加対策工事がどのように、今、どういうふうな形で進みますということなども、また丁寧にご説明を申し上げて、そして皆様方のご理解をいただくということに尽きるのではないかと思っております。しっかりとご理解いただけるように、それから、追加工事なども、使い勝手を良くするという皆さんの声を受けての追加対策工事の部分もございます。カーブのミラーをつけるといったようなことなどは、まさしく現場の声として承って、今回それを付けたり、それから、いわゆる風評被害等の払拭ということについては、これからも都としてしっかりと正確な情報などをお伝えすると同時に、市場視察、見学会などを催すというようなことで、これからも真摯に対応していきたいと考えております。


※業者の意向をどうまとめていくか➡︎そんなことより「都として丁寧にご説明をするということに尽きる」 これも回答回避の手法。
※移転決断の基準については回答せず。
風評被害の払拭について「これからも真摯に対応していきたい」と回答。これまでも真摯な対応をしてきたらしい。

・・・

 答えたくない部分は決して真正面からは答えない。
 ああ、ここはつっこまれたくないのだなー。一貫しているので判りやすい。


印象に残ったのはこの部分。
ずっと議論ばかりしているのではなくて、ちゃんと答えを出して、スピード感を持って対応しなければ日本も首都東京も、置いてきぼりを食う」


 よく言うわ。


(リンク)
 小池知事「知事の部屋」/記者会見(平成29年9月15日)

関連記事

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

どら

Author:どら
①どらったら!(平成26年〜28年秋)
②dorattara(~29年11月)
の続き。

中央区とその周辺に関するメモ。

検索フォーム