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#692更新① 小池知事定例記者会見質疑まとめ 素晴らしい質問のやり方に感心! 平成29年10月6日

小池知事定例記者会見の質疑まとめ。


記者会見の中身自体は特筆すべきことはないが、今回は記者さんの質問の仕方が特に素晴らしかった。他の記者さんも、続いてほしいなあ。







今回は特別に記者質問も知事回答も全文。

・・・

【記者】共同通信の山脇です。都知事として伺わせていただきます。ただ、先ほどの幹事社の質問に引き続いて、二足のわらじの両立の部分で、具体的にちょっと都民がイメージできるようにご説明いただきたいんですけれども、都知事の公務がどれほど激務でいらっしゃるのか、知事のご就任から1年間の公務日程を調べてみました。365日のうち304日、平均して週6日、公務に当たられてこられていて、大変熱心でいらして頭が下がります。


 一方で、都議選の前の10日間だけは違った。都議選の前の10日間は公務が4日、そして2、3時間庁内にいらして、それ以外は遊説をなさっていたという状況を私たちも見ておりました。


※まずは公務軽視を匂わせる指摘。


これから、党代表になられて、早速、いくつか公務のキャンセルがあったように思うんですが、先週の土曜日の夜の公務もキャンセルなさった。そして大阪で大阪の知事さんと愛知の知事さんと選挙の協力、あと三都物語についてお話ししていらした。明日の乳がんの関係のピンクリボンのイベントもキャンセルされた。先ほど党から遊説が入ったという広報もありました。


※公務キャンセルの畳み掛け!


ちょっと一見すると、公務よりも政務を優先していらっしゃるようにも見えなくもないのですけれども、これから衆院選期間中、あるいは、その後も党代表を続けられるのであれば、一体どのように公務と知事、都知事の公務と党の代表を両立していかれるのかということを都民が心配している方もいらっしゃるかもしれませんので、ご説明をいただきたい。




今までどおり、全力で都知事の仕事をなさった上での党代表のことを、そのプラスアルファでなさるのか。あるいは、公務を少し制限されて党代表の方をなされるのか。新宿と永田町を行き来なさるのか、そういうことをイメージできるようにご説明いただけますか。




※エクセレント!!! これですよ。これ。こういう質問!



【知事】まず、これから総選挙が始まります。今、私は党の代表ということでございますので、この間は、やはり国政においての仲間づくりということ、それはすなわち都にとってもプラスだということを再三申し上げてまいりました。よって、この間につきましては、その両方をこなしていくということでございます。



 なお、同じように他の県、他の府県の長の方、兼ねておられる方もおられまして、同じようにやっておられるということでございます。



 もう一つ申し上げますと、これは体制が違いますけれども、ミッテラン時代のシラクさん、首相時代というのはパリ市の市長と兼ねておられます。ということで、体制は違いますけれども、むしろフランスなどはこの地方の声をもっと国政に届けるということで、地方の自治体の長との兼任というのは当たり前にやっているということでございます。




※更新① 現在はフランスでは兼職禁止の範囲が広がっていて小池知事の説明は正しくなくなっている。


舛添さんがこんなツイート。


調べてみた。




私は、もっと国政に、地方の声、もちろん代議士は地方の声を届けるべきでありますけれども、地方の自治体が関与していくというのも一つのあり方ではないかと思っております。少なくとも、私はヨットにも乗りませんし、小説も書きませんので、しっかりと両方こなしていきたいと考えております。



【記者】ということは、今までどおり公務をこなされる。

【知事】はい、当然でございます。

【記者】ということですね。

【知事】もちろん、そのときのテーマによってどこに重きを置くかは、それは私が判断させていただきます。



【記者】週2、3回しか出ない、いらっしゃらないという知事のことを批判していらした時期もありますので、日数ではもちろんないと思うんですが、ヨットにも乗らない、小説も書かないというのは確かにそのとおりだと思いますが、一方で都政に対する比重と国政に対する比重というのはどういうふうになっていくのか。


※素晴らしい!!!逃がさないねえ。



【知事】これからまさしく総選挙が始まってまいるわけでございます。しっかりとその点については、都政がおろそかにならないように考えて、私は一つメリットがあるというのは、東京都の知事であるということ、非常に距離的な問題というのは、他の兼ねておられる方とはちょっと違うかな、むしろプラスの面があるのかなと思っております。

【記者】それは永田町に近いという意味ですか。

【知事】もちろんそうです。

【記者】行き来なさりながらも両立していくということですか。

【知事】そうですね。今後、どのような仕分けにしていくのかは考えていきたいと、検討してまいりたいと思っております。



※いやー、実に素晴らしい!







まとめると

・小池知事の公務のキャンセルが相次いでいることを畳み掛けている。
・その上で、公務より政務が優先なのではないか、と疑問点を明確にしている。
・小池知事自身が「週2、3回しか出ない、いらっしゃらないという知事のことを批判していらした時期もあります」と話していたことを意識させている。
・二足のわらじは都民が心配しているかも知れないので、選択肢を示した上で公務と政務どうするのか、具体的にイメージできるように答えるよう求めている。


 選択肢① 全力で都知事の仕事をした上での党代表のことを、そのプラスアルファでするのか
 選択肢② 公務を少し制限して党代表の方をするのか。新宿と永田町を行き来するのか

 「行き来しながらも両立していくのか(選択肢②)」➡︎「そうですね」(=公務を少し制限して党代表をする)と答えさせている。



紛れを許さない素晴らしい質疑だった。今後もこういう質疑が見たいなあ。
いやー、素晴らしかった。


(リンク)
小池知事「知事の部屋」/記者会見(平成29年10月6日)
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