FC2ブログ

記事一覧

#731 豊洲市場の安全対策、入札成立は9件中1件のみ 五輪への影響、懸念強まる 報道より

 豊洲市場問題。移転の前提となる安全対策工事の入札がほとんど成立していないようだ。さらなる移転延期は東京2020大会にも深刻な影響を及ぼす。どうする?小池知事。


 日本経済新聞がまとめている(平成29年11月1日)。




▼安全対策工事の入札状況

①地下水管理システムの機能強化
 5街区 入札辞退などで不調
 6街区 入札辞退などで不調
 7街区 入札辞退などで不調

②地下空間への換気設備の導入
 5街区 入札辞退などで不調
 6街区 入札業者が1者以下のため中止、やり直し。11月中に開札
 7街区 落札

③地下空間床へのコンクリート敷設
 5街区 入札業者が1者以下のため中止、やり直し。11月中に開札
 6街区 入札業者が1者以下のため中止、やり直し。11月中に開札
 7街区 入札業者が1者以下のため中止、やり直し。11月中に開札



落札は1件のみ。
こうやってみると、ひどいものだ。


▼記事概要
・築地市場の移転は平成30年10月で東京都と業者側合意見通し
・移転の前提となる豊洲市場安全対策工事は入札不調や中止が相次ぐ
・移転が平成31年以降に先送りになると、東京2020大会準備に支障が出かねない


・9件の工事のうち、5件の開札(10月30日)で落札は1件のみ。残り4件は1者入札などで中止ー再募集で11月入札。
・東京都の市場当局「再入札を急げば、移転日程は変わらない」との見解。
・再入札で不調となるリスクは残り、場合によっては移転日程の修正を迫られる恐れ



◯移転遅れの影響
・移転のデッドラインは平成30年9〜10月。平成31年に越年になると影響大
・大会関係者、選手を運ぶ輸送拠点(デポ)の整備は平成32年春に終了の計画だが、移転がずれ込めば3000台の車両の収容計画がほころぶ
・環状2号整備も綱渡り。遅くとも平成31年春までに市場移転すれば地上部道路は可能。
➡︎「環2地上部のデッドラインは平成31年春までの市場移転実現」
 間に合わないと、輸送計画が根底からゆらぎかねない






まとめると
・豊洲市場への移転は安全対策工事完了が前提だが、9件の対策工事のうち落札は1件のみ。8件は不調、辞退、1者入札などによる中止。
・再入札を急がないと移転日程に影響する状況
・市場移転のデッドラインは平成30年9〜10月。デポ計画と環状2号地上部の整備に支障出ると、大会輸送計画が根底から揺らぎかねない。



小池知事はなんと言っていたかというと
「一部、契約で入札中止になったというのは、皆さんも報道しておられるかと思いますが、全体的には豊洲市場への移転時期に影響を与えることはないと考えております」

#715 小池知事定例記者会見質疑まとめ(2017/10/21) より



関連記事

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

どら

Author:どら
①どらったら!(平成26年〜28年秋)
②dorattara(~29年11月)
の続き。

中央区とその周辺に関するメモ。

検索フォーム