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#733 小池知事定例記者会見質疑まとめ 「知事として活動ができるうちはしっかり対応」 平成29年11月2日

小池知事の定例記者会見の質疑まとめ。


・築地市場協会、豊洲移転時期は来年10月で合意。来年7月までの対策工事完了と安全宣言を要望。
➡︎「移転に影響が生じることのないように指示」
➡︎安全宣言は、手続き面も含めた安全面の条件が整ったら発信する。
 ①法的科学的安全性(確保されたという認識)
 ②追加対策工事完了/専門家会議確認/農水大臣認可の手続きの流れ
➡︎6日の新市場建設協議会で移転日程が決まったら築地市場に出向いて、業者に話をする。

・市場業者は判りやすいワンフレーズの安全宣言を求めているが応じるか
➡︎ワンフレーズには触れず。「工夫はする」と回答。


(その他)
・葛飾区議選応援は➡︎予定なし
・豊洲市場追加対策工事の入札不調、対策は?
 ➡︎「指示した」
・中央防波堤埋立地で大田区提訴
 ➡︎両者から話を聞き必要な対応を検討。知事裁定には触れず
・知事はLGBTに触れるが、差別偏見をなくすためにどんな活動をしてきたか
 ➡︎東京都の活動を回答。自らの活動については答えず


今回の目玉は
「知事として活動が出来るうちは」という発言。



気のせいか、記者さんの質問と回答がずいぶんかみ合うようになってきた気がする。




記者質問は要旨、知事回答は全文。


【記者】築地市場協会が本日、豊洲移転への移転時期を来年10月中旬とする案で合意。それにあわせて、協会が、来年7月末までに豊洲市場の追加対策工事と安全対策の確実な完了の確約と安全宣言を要望


【知事】それでは、先ほど地市場協会の伊藤会長から、専門家のご要望をいただきました。2点ございまして、工事、追加対策工事の完了について、それから、いわゆる安全宣言についてのご要望書を受け取らせていただきました。その報告を受けたところでございますが、追加対策工事については、残念ながら、一部の案件で入札が不調となっております。しかし、予定価格の再積算などを行いまして、適切な措置をとった上で速やかに再発注を行うということでございます。7月末までに専門家会議の確認も含めて工事を完了させるスケジュールで進めて、移転に影響が生じることのないように指示をしているところでございます。
それから、いわゆる安全宣言でございますけれども、豊洲市場の安全・安心については、これまでも申し上げてきておりますように、法的、科学的安全性の確保、それから、これは確保されているという認識、そして追加対策工事によってさらに安全性を高めるということでございます。工事完了後の専門家会議によって確認をしていただき、そして農林水産大臣の認可の手続きという流れになっておりまして、手続きも含めた安全面での条件が揃った段階におきまして、安全・安心な市場であることについて、私は発信をすることを考えております。
ということで、市場協会からのご要望については、しっかりと受け止めて回答させていただく考えであります。また、私自身、築地に出向きまして、業界の皆様に直接お話をさせていただく機会を設けていただければと考えております。


※スケジュールの面では一歩後退。前回会見では「影響はない」としていた。




【記者】地方消費税の配分基準の見直し議論。財務省が10月末、財制審で「消費額に基づいて大半を割り当てる現行基準を改めて、人口基準の比率を大幅に高めるなどの抜本的な見直しが必要ではないか」と提言。

【知事】今、ご質問がございました地方消費税の清算基準の見直しについて、議論が始まったということについては承知をいたしております。統計で把握できない部分を補う代替指標である「人口」の比率を、殊更に引き上げるということについては、東京をはじめとする大都市から税収を取るということを意図したわけでございまして、明らかにこれは不合理と言わざるを得ないと思います。
こういった見直しというのは、「税収を最終消費地に帰属させる」という清算基準の本来の趣旨を歪めるものだと考えます。そしてまた、地方の自主財源であります地方消費税を、いわゆる譲与税化するということになってしまう。それによって、地方分権の流れに大きく逆行するものであると考え、都といたしましては反対の立場でございます。
また、大阪の松井知事、愛知の大村知事も反対の考えをお示しになっていると聞いております。仮にこのような見直しの方向性が国として示されるならば、他の道府県、そして都内区市町村などとも連携が必要かと考えておりまして、国に対しましては、しっかりと反論していきたいと考えております。



【記者】葛飾区議選が今月5日に告示。知事は、衆院選の結果を受け、国政との関係を念頭に、都政に専念するとの見解を示しておられますが、選挙にはどのようなスタンスか特別顧問を務める都民ファーストの公認候補が区議選に出馬。


【知事】現時点では、今、そういったことについては予定を入れてはおりません。区民の皆さんが、区長選と、それから区議選と同時に行われるということでございますが、葛飾区にとって良い方向を区民の皆さん、有権者の皆さんが示されるものと考えております。



【記者】築地市場の移転日、最終決定には新市場建設協議会の決定が必要。それが開かれるような目途は。知事が先ほど説明に行きたいと。協議会より前か。


【知事】先日、この会見でも申し上げましたように、都から移転時期は来年の9月から10月ということで提案をいたしておりまして、そして、それぞれの団体において精力的な意見交換を行っていただきました。来年10月を目途とするということで意見集約が図られつつあると聞いております。こういう流れをしっかりとつくっていただいております業界の皆様方のご努力に感謝を申し上げたいと思います。
こうした状況を踏まえまして、来週の11月6日(月曜日)に、新市場建設協議会を開催をするという予定となっております。そこでは、各団体のご意見を十分伺った上で、円滑な移転に向けての方向性、それから日取りなども含めましてですけれども、業界と協力しながらさまざまな取組を進めていきたいと考えております。

【記者】豊洲の市場についての入札で、今週の初め、4件の入札が1者入札だったので、ルールがあったので不調。この原因と対策。


【知事】原因と申しますか、残念ながら、入札が不調になったことは事実でございます。しかし、豊洲へのスムーズな移転に向けまして、私として、関係局に速やかに再発注できるように、その環境を整えるように指示を出しているところでございます。

【記者】中央防波堤の埋立地。大田区が訴えを起こした。知事裁定は。


【知事】まず今回、大田区が江東区に対して境界確定の訴訟を提起されたことについて大変残念に思いますが、それぞれの区がそれぞれ強い思いを持っておられる、その証左でもあろうかと思います。
都といたしましては、まず両区、大田区と江東区、それぞれからお話しを伺いまして、それに応じて必要な対応を検討していきたいと考えております。

【記者】小池さんはダイバーシティの観点からのLGBTの問題に対して触れていたが、差別や偏見をなくすために一体どのような活動をしてきたか。

【知事】都といたしましても、これまでも差別や偏見などをなくすための人権という観点から、例えば、教育の場など、広く啓発を進めてきたところでございます。例えば、ヘイトスピーチに対して、これを許さない、そういう社会づくりといったことも意識啓発とともに進めていく必要があろうと考えております。

※小池知事は何をしてきたのか、という質問に答えていない。



【記者】知事がフランス出張から帰ってから、休む間もなく公務に励まれて「お体大丈夫かな」と慮るばかり。衆院選後に総括としてお話しされていた、都政邁進の姿勢のあらわれと我々は捉えればよろしいか。


【知事】そのご質問は、ずっと知事就任以来、私のスケジュールをご覧になっている皆さんはこれが普通だとお考えというか、捉えておられるのではないでしょうか。当初から、週末も休みが取れないとメディアの皆さんからそういう声もいただいておりまして、しかしながら、例えば、明日は武蔵野市の創設50周年(正しくは、「70周年」。)であるとか、そういった周年行事等々がございます。私は国会議員時代から、むしろ土日の方が忙しい生活をずっと四半世紀送ってきておりますので、私にとりましては、これがむしろ普通というか、違和感がないところでございまして、こうやっていろいろ知事として活動ができるうちは、しっかり対応していきたいと思っております。
なかなか実際は掛ける10ぐらいのご要望が来ていると思うのですが、身は一つでございますので、副知事であるとか局長、その他担当者に任せている行事なども多々ございます。全て参加できない、出席できませんけれども、できるだけ皆様方、都民の皆様方と触れ合っていくというのは都知事としては当然であり、急に国政の選挙が終わったからといって増やしているとか、そういうことではないのは記者の皆さんが一番よくご存じのことだと思っております。


※「知事として活動が出来るうちは・・・」 なにやら意味深な発言?。
※はい、出ました。「記者の皆さんが一番よくご存知」。
 でも、今回は下線部のように自分の言葉で説明して使っているのでセーフ。



【記者】市場移転の関係で安全宣言に関する説明。安全面の要件が揃い次第発信するという話。今までの説明では、ワンフレーズでの豊洲市場安全宣言には消極的という認識。業界の方たちは、消費者にわかりやすい宣言を求めている。今回は業界が求めていらっしゃる、いわゆる安全宣言をするという回答と理解していいのか。築地に説明に行かれたいというのは、協議会の場なのか、あるいはそれ以前の週末かどこかで知事が足を運ばれたいのか。


【知事】後のご質問からお答えをいたしますと、協議会の方は、もう既に開催が決まっております。開催する予定となっております。こちらの方に私が出席をするということではございません時機を見ながら向かうと、私の方から築地の方に伺うということでございます。

それから、市場協会からのご要望でございますが、まあ、ワンフレーズかどうかは別にして「発信をする」ということを申し上げているわけでございまして、協会の皆様方が、そしてまた消費者の皆様方が得心をするということは何よりも必要なことだと思っておりますので、そこは工夫をさせていただきたいと思っております。

【記者】協議会より前ではないということ、折を見て築地にという。

【知事】そうです。もう明日、明後日、明々後日しかございませんので。

【記者】それより前ではない。

【知事】それはございません。市場の皆さんとしっかりと打ち合わせをした上で迎えたいと思っております。

築地市場の移転日の最終決定には新市場建設協議会の決定が必要。協議会で日程が決まった後に行くわけか。




「知事として活動できるうちはしっかり対応したい」

どんな意味かな。
「もうすぐ知事やめっかな」とも取れれば、
「国会議員時代もしっかりやってきた。知事としてもしっかりやっていく」
とも取れる。


(リンク)
 小池知事「知事の部屋」/記者会見(平成29年11月2日)
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Author:どら
①どらったら!(平成26年〜28年秋)
②dorattara(~29年11月)
の続き。

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