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#759 第2四半期と変わりなし 地価LOOKレポート(H29・3Q)

平成29年11月24日、3カ月ごとに発表される主要都市の高度利用地地価動向報告=地価LOOKレポートが発表された(H29.7.1~H29.10.1)

基調にまったく変化はない。



不動産鑑定士が全国100地区についての不動産市場の動向に関する情報を集めて地価動向を調べ、国土交通省でまとめたもの。
 
東京圏の上昇は43地点中33地点(前回比変わらず)、横ばいは10地点(前回比変わらず)。下落地点は前回と変わらずなし。
   
 名称未設定  
(出典:国土交通省)
 

第3四半期 
 名称未設定 
 (地価LOOKレポート、東京圏分)
 
 

今回のレポートも前回、前々回の基調を維持した形。東京湾岸の3つの区域(佃・月島/豊洲/有明)のうち、佃・月島地区と豊洲地区で横ばい。有明はやや上昇基調。佃・月島では今後の経済情勢によっては「下落」の可能性。

特筆事項はない。



以下、抜粋。
▼佃・月島
東京都区部 中央区 住宅 佃・月島=今期0%横ばい(前期0%横ばい)
 
(地価動向)
当地区は、銀座等の都心への優れた接近性を備えるとともに、東京タワーや東京スカイツリー等のランドマーク施設や河川等に囲まれた変化に富んだ眺望が得られることから、分譲・賃貸ともに高層マンションの需要が強い地区である。緩やかな景気回復が続いており、またマンション購入資金の融資環境が良好であることが下支えとなり、底堅いマンション需要が見られ、マンション分譲価格は高水準を維持している。中古マンションの市況は一定の在庫数は抱えているものの、概ね価格水準は安定している。マンション素地については、デベロッパーの取得需要はあるものの建築費の高止まりにより採算性の検証が引き続き厳格化しており、選別化が一層進んでいる。こうした背景から当期の取引価格は引き続き横ばいとなり、地価動向も横ばいとなっている。

※前回散見されたややネガティブな表現が消えている

(将来の地価動向)
地区内外で再開発事業や東京五輪関連施設の建築計画があり、都市基盤整備として環状2号線の建設工事が進みつつあり、こうした再開発事業等の効果は既にある程度先行して地価やマンション分譲価格に織り込まれていると見込まれる。資金融資環境が良好であることから新築・中古マンション共に需要は堅調であるが、国内外の政治経済情勢の不透明感等を背景に、情勢次第ではやや下落する可能性も否定できない。マンション素地については建築費の高止まりによりデベロッパーによる厳格な選別化が進むものと見込まれ、こうした背景から引き続き将来の地価動向は横ばいと予想される。

※基調に変化なし

名称未設定 
名称未設定 2 
(東京カンテイ、平成29年11月)
 


▼豊洲
東京都区部 江東区 住宅 豊洲=今期0%横ばい(前期0%横ばい)
 
(地価動向)
東京五輪開催決定以降、当地区は強いマンション需要を反映してマンション分譲価格の上昇が続いたが、現在では価格上昇の動きが一段落し、成約価格水準は安定的に推移している。中古マンション市場では、価格を調整して成約に至った取引が見られるものの需要者の購入意欲は底堅く、概ね横ばいで価格下落には至っていない。なお、豊洲市場の移転問題に関しては、市場周辺のマンションにおいて売却の動きが見られたものの、マンション分譲価格下落等の影響は認められていない。このような状況から、当地区の地価動向は引き続き横ばいで推移した。

※成約価格水準は安定した状態に


(将来の地価動向)
当地区は、エリア内の買替え需要が強く、新築・中古マンションともに大量供給が続いたが、将来的には取引件数の減少が予想される。また、豊洲市場の移転延期が長引いていたが、東京都が来年6月から秋という移転スケジュールの見通しを示したことから、一部に見られた将来性の懸念からの売却の動きも落ち着くものと予想される。当地区は、利便性の高さから居住目的を中心とした実需によるマンション需要が底堅いため、マンション分譲価格等は安定的な動向が見込まれ、当地区における将来の地価動向は横ばいと予想される。

※豊洲市場移転延期の影響なし。
 
 
名称未設定 3
名称未設定 4
(東京カンテイ、平成29年11月)



▼有明
東京都区部 江東区 住宅 有明=今期0~3%上昇(前期0~3%上昇)
(地価動向)
東京五輪開催決定以降、他の湾岸エリアと同様に強いマンション需要を反映して当地区のマンション分譲価格は上昇傾向が続いていたが、一次取得層の購入限度額に近づいたことから高止まりの傾向が見られる。中古マンション市場においては、新築物件の高額化による取得層の増加もあり需要は堅調で、取引価格の低下は見られない。予定されている大量供給や建築費の高止まりの影響から、デベロッパーの採算性検証は厳格化しているが、当地区は五輪関連施設の建築や国家戦略特区の指定を受けた大規模開発事業等が計画されるなど注目度が高く、開発素地の取得意欲は依然として強いことから、地価動向はやや上昇傾向で推移している。


※下線部の新築物件の高額化は「シティタワーズ東京ベイ」のことか。

 
(将来の地価動向)
湾岸エリアでは引き続き大型分譲マンションの竣工・開発が控えており、今後も大量供給が継続することからマンション分譲価格の上昇は見込みにくいが、当地区は五輪関連施設の建築や地区計画によるまちづくりが進捗中であるほか、環状2号線の開通や銀座と有明を結ぶ地下鉄構想など、都心部との時間的距離が短縮されることが見込まれており、将来の発展期待が高いエリアである。このような状況から、デベロッパーの開発素地取得意欲は強い状況が続き、将来の地価動向はやや上昇傾向が続くと予想される。

※もう分譲価格の上昇は見込みにくいそうだ。

名称未設定 5   
(東京カンテイ、平成29年11月)




* * * * * 



各地域での表現は多少の変化はあるものの、基本的に基調に変化はない。
弊ブログでの「地価LOOKレポート」レポートはこれで終了する。
崩れそうで崩れず、意外に底堅かったという印象。

いわゆるバブルとは違うんだろうね。


(参考URL)  
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Author:どら
①どらったら!(平成26年〜28年秋)
②dorattara(~29年11月)
の続き。

中央区とその周辺に関するメモ。

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