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#760 小池知事定例会見質疑まとめ 対万葉倶楽部で方針転換 「豊洲で花開くこと願う」と発言 平成29年11月24日

小池知事定例会見質疑まとめ(平成29年11月24日)

小池知事の築地市場移転問題に対する話し方が随分変わった。


(要旨)
・知事は江東区と万葉倶楽部に説明のために面会に行くのか?
 ➡︎足を運ぶことも考える(「足を運ぶ」とは言わず)



・基本方針「食のテーマパーク」は一つの考え方、というが方針転換か?
➡︎基本方針は考え方。食は重要な核。築地再開発では外せない
➡︎豊洲ブランド作りをする。中核市場として育てる



・これまで万葉倶楽部に厳しい言い方をしていたが方針転換か?
➡︎これまでつぶさに交渉を続けてきた。
➡︎万葉倶楽部の皆さんが各地で展開されてきた事業が豊洲でまた花開くということを願っている
※「つぶさに交渉」の中身:8月の業者質問書への回答は11月中旬だった
※小池知事は万葉倶楽部の条件付き撤退表明について「いろいろ経営方針がおありなのだろう」と言い放っていた(後述)のだが。


・築地再開発検討会議では千客万来施設と共存共栄のコンセプトをお願いするのか
➡︎回答せず


・豊洲再発注、入札改革骨抜きでは
➡︎豊洲は追加工事。日程を間に合わせる観点から再発注。一般的な入札とちょっと違うのでは。
※なぜ最初から「入札改革」の対象外にしなかったのでしょうか。



記者質問は要旨、知事答弁は全文


【記者】千客万来施設。今後、知事が江東区と万葉倶楽部にご説明のために面会する予定は。


【知事】まず、基本として、豊洲市場への移転に向けて地元の住民の方々、そして江東区のご理解、ご協力を得るということは必要と考えております。今も申し上げましたように、豊洲ならではの活気であるとか、賑わいを生み出すということ、このためにも、この賑わいを確保するための整備にしっかりと取り組んでいきたいと考えております。
先ほど申し上げました東京のスタンスについては、市場当局から江東区、事業者に対して丁寧にご説明をしておりますし、また、これからもいたします。その上で私自身、足を運ぶということも含めて、考えてまいりたいと思っております。


【記者】「築地の再開発については、基本方針では『食のテーマパーク』ということを言ったけれども、一つの考え方として申し上げた」と発言。我々が6月の豊洲移転、築地再開発の発表を聞いたときとちょっとニュアンスが違ってきてると思うが、「食のテーマパーク」というのは一つの考え方、というのは、事実上の「方向転換」か。


【知事】これは、基本方針というのは、考え方でございます。その中で申し上げたことでありまして、また、築地のこれまでの歴史を考えますと、「食」というのは重要な核をなすものでございます。これについては、変わってはおりません。
そしてまた、今後どのように築地を再開発していくかについては、検討の会議を設けたところでございまして、ここで自由な発想で幅広いご意見をいただく。その中には、「食」ということも入ってくることは否めないと思っております。
何よりも、やはりずっと申し上げておりますけれども、築地というこれまでの育んできた土地の文化であるとか「食」に関しての蓄積というのは、大変貴重なものであるということでありますので、そういったところで築地を再開発で生かしていくという話については、これは変わりません。
しかしながら、一方で、豊洲という新しいブランドづくりをするわけでございまして、ここはまさしく中核の市場として今後育てていくという話でございます。そこに必ず賑わいが欲しいという、また、市場だけを設ければ良いというものではなくて、そこで発展をさせていくということで一つ、賑わいの要となる施設をつくっていくという話でございます。
それぞれが相乗効果ということを先ほど申し上げましたけれど、そういう形で東京という、いろいろな可能性、そして歴史を秘めている、そのところを、それぞれが生かしていくということであって、そのことが今、東京にまさしく求められているのではないかと考えております。

【記者】千客万来施設。知事が6月に基本方針を発表された後に、千客万来施設を担う万葉倶楽部の側から、知事の方針に対して懸念表明。その頃に会見の場だと思うが、知事は万葉倶楽部の態度に対して、なかなか厳しい言い方をしていた。万葉倶楽部に対しても方針転換、ソフトランディングを図ってるのか。

【知事】いえ、方針転換というよりは、賑わいを確保するという意味で、これまでも長年、東京都との間でどのような発展をしていくかということを、つぶさにこれまでも交渉を続けてきたということでございます。いよいよ豊洲の市場移転ということが、具体的な日程も定めようとする中において、今、最終というか、詰めをさせていただいているところでございます。私は、これまでの万葉倶楽部の皆さんが各地で展開されてきた事業が豊洲でまた花開くということを願っておりますし、そのために豊洲という新しい地に、賑わいをもたらしてくださることを期待をしているということでございます。過去、どう言ったかは、つぶさに覚えておりませんが、基本的に、豊洲市場に対して、これから新しいブランドづくりをともに進めていければと考えております。


「いえ、方針転換というよりは」
 ➡︎
不都合なことには正面から回答しない小池話法。

※「つぶさにこれまでも交渉を続けてきた」の中身

※8月、9月の発言はこんな感じ


【記者】東京都の入札制度改革。今年度の入札不調や1者入札による中止がいずれも19%に上る。現時点での知事の所見は。

【知事】申し上げますけれども、今は試行段階でございます。今回、監視委員会の方に出されました資料も、まだわずか数か月の話でございまして、これで全体像をはかるというところまではきておりませんので、見直し云々はその後の話かと思います。そして、いろいろ各紙によって書き方が、どちらから書くかによって随分イメージが変わってくるわけでありますけれども、これまでも、やはり高止まりしていた入札について、今回改正を行うことによって、競争をさらに高めていくとか、そういった効果も現れてきているかと思います。まだ結論を出すのは早いかと思っておりますし、また、業界の方々も、変更することによって不慣れな点もあろうかと思いますが、これから習熟もしていただきたいし、また、業者の方々からのご意見も引き続ききっちりと耳を傾けていきたいと思っております。
それから、事後公表ということに変えた点などについては、国の基準と同じでございますので、東京都がとりわけ異質なことをやっているというものではないということは強調しておきたいと思います。


【記者】築地と豊洲。来週の月曜日にも築地の再開発の会議、この検討会議でも、コンセプトづくりというのは先客万来施設との両立、共存共栄が可能なコンセプトづくりをお願いしますと、そういう形になるのか。


【知事】まずは自由な発想で、これは築地ということで、皆様、関係、今回のメンバーの方々の自由な発想を出していただくという段階でございます。私はむしろ築地という、これまでの歴史と文化と、そしてまた、いろいろ積み重ねてきた経験などを、さらに花開かせるという観点から、それこそ自由に発想をお願いをしたいと思っております。それによって、また、築地が新たなブランドづくり、古いブランドの部分と新しいブランドの部分が融合できればと思っております。とにかく一等地でございますので、そこを有効活用するのが、まさしく都民にとってのプラスになる、そして日本の大きなランドマークにもなっていくと考えております。


【記者】豊洲市場の追加対策工事の9件のうち、4件が予定価格を公表して入札。財務局に取材すると不調のリスクを減らす側面。先ほどの10月中旬という、ある種期限が決まってる中での公表となると、知事の行われた改革が試行といえど、ある意味骨抜きになってるような側面も。

【知事】まさしく、それは印象だと思います。と申しますのも、一般的な入札は、件数は山ほどあるわけですが、豊洲の場合は、これは追加工事でありまして、既に工事を行われた事業者が決まっているわけであります。そういう中において、短期間の間にこの追加工事を行うというさまざまな制約があるということから、一般的な入札の改革の見直しと、この豊洲の件は少々背景が違ってくるのではないか。また、豊洲の件については、安全の確保ということを最優先に考えて、これまでやってまいりましたし、逆に言えば、市場の関係の皆様方のご理解によって、来年の10月中旬というところまではお決めいただいておりますので、それに間に合わせていくという、別の観点が働いております。よって、これは見直しというのではなくて、極めて豊洲というケースに対応するという観点からのさまざまな、今、対応をしているところでございます。
いずれにしましても、予定価格と入札金額の間の乖離ということでありますので、これを、再発注を行うということで、そのヒアリングなどを活かしながら結論が出て、導かれるということを期待をしているところでございます。




(リンク)
 小池知事「知事の部屋」/記者会見(平成29年11月24日)

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