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#762 訪日外国人旅行者の有償住宅宿泊者の動向 わかりやすい日本らしさが重要な観光資源に

平成29年7−9月期の訪日外国人旅行者の有償住宅宿泊者の動向分析レポート(観光庁)が発表された。わかりやすい日本らしさというものが重要な観光資源になっていることがわかる。また、訪日外国人旅行者の伸び以上に有償住宅宿泊者の割合が急激に増加している。これはみずほ系シンクタンクの発表しているホテル過剰供給の話と繋がってきそう。

簡単にメモしておく。



▼レポート概要
①訪日外国人旅行者が日本滞在中に利用した宿泊施設のうち「その他」が急速に伸びている
名称未設定
(観光庁)

有償住宅宿泊者は、平成27年度1ー3月期には50人に一人程度だったものが、平成28年度1−3月期には25人に一人、平成29年1−3月期には12人に一人と、ほぼ2倍のペースで増えている。直近の7−9月期には7人に一人となっている。

※「その他」は次の宿泊施設以外のこと
 ホテル/旅館/別荘/コンドミニアム/学校の寮/会社の宿泊施設/親戚知人宅/YH/ゲストハウス



②「観光・レジャー」目的の「有償住宅宿泊」利用率は14・9%で、全目的の12・4%より高い
名称未設定
(観光庁)


③有償住宅宿泊利用の訪日外国人旅行者の客層など
(年代)
利用者 〜20代 61%/30−40代 33%/50代〜 6%
非利用者〜20代 40%/30−40代 48%/50代〜 12%

(往復交通手段)
利用者 LCC 39% FSA 59% 船舶 1%
非利用者 LCC 28% FSA 70% 船舶 2%

(滞在日数)
利用者 3日以内 5%/4〜6日 37%/7〜13日 47%/14日〜1年 11%
非利用者 3日以内 9%/4〜6日 55%/7〜13日 30%/14日〜1年 6%

(支出)
費目 利用者/非利用者
 宿泊料金 3・7万円/4・5万円
 飲食費 3・2万円/3・2万円
 交通費 1・8万円/1・7万円
 買い物代5・3万円/5.6万円

※飲食費と交通費は両者に差がない



(有償住宅宿泊者の都道府県訪問率)
名称未設定
(観光庁)

※有償での宿泊利用は大阪、京都で非利用者より高く、北海道、愛知、沖縄では低い傾向。




(有償住宅宿泊利用別「今回したこと」)
名称未設定
(観光庁)

※今回したこと(有償住宅宿泊者)
99% 日本食
93% 買い物
86% 繁華街の街歩き
77% 自然・景勝地観光
40% 日本の酒
39% 旅館宿泊
35% テーマパーク
33% 伝統文化体験
27% 日常生活体験
26% 温泉入浴




 民泊に関する調査の一つだと思うが、有償住宅宿泊者の傾向として、交通費と宿泊費を絞って、それ以外にお金を出しているという傾向が浮かび上がっているように思う。一方で、有償住宅宿泊者の「今回したこと」のうち、「旅館宿泊」が4割を占めているのを見てもわかるように、「わかりやすい日本らしさ」というのも重要な観光資源になっているようだ。

以上、メモ。


(リンク)
 平成29年7-9月期 訪日外国人旅行者の宿泊施設利用動向(観光庁)




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