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#790 トンネル躯体構築の工程半減 鹿島が「画期的」工法開発 都市部などに威力

鹿島建設が都市部のトンネル構築で構造物を完全プレキャスト化する新工法「スーパーリング工法」を開発したと発表。現場での必要な作業員数が1/10になるほか、躯体構築の工程も半減するという「画期的」な工法だそうだ。(平成29年12月14日)



◯スーパーリング工法
名称未設定 




▼概要
 都市部の開削トンネル構築は、ボックスカルバートによるものが一般的だそうだ。鉄筋や型枠、コンクリート打設、防水などの工程が必要で、多くの人員が必要だったそうだ。
名称未設定 
(鹿島)



 
◯新工法 スーパーリング工法
名称未設定 
(鹿島)

 リングセグメント(4分割)を地上で組み立て、土留め掘削した空間につり降ろして道路を構築する。


 狭隘な都市部で施工可能なプレキャスト工法を開発。コストは従来と同等ながら、現場作業員は9割減、工程は半分というもの。


 将来の熟練作業員の不足が懸念されていることが背景にある。当該地点で将来に渡って想定される最大級の地震動に十分な耐力が確保できるそうだ。


 今後、別の関連技術を持つ三井住友建設と実物大実証実験を共同実施し、施工方法の検証を進めるそうだ。臨海地下鉄構想でやってくんないかね。





環状2号線の新大橋工区(築地〜汐留)がボックスカルバート(従来型)だったかな。
臨海地域地下鉄構想では開削区間が結構あったような、なかったような。
実際の工事になったら、こういう技術は生きてくるんだろうな。


そんな感じ。



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