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【小池知事】定例記者会見まとめ 知事周辺が議会質問作成の疑惑、都民に説明するつもりなし 平成30年4月27日 

小池知事の定例記者会見まとめ(平成30年4月27日)。

今回は千客万来施設と情報公開がメインテーマ。
知事周辺が議会質問を作成したのではないかという疑惑について「都民に説明するつもりはないのか」と迫る記者のいい攻めと、防戦する小池知事という印象ばかりが残った。本エントリでは、記者の畳み掛けるような質問を堪能できるんじゃないかな。


小池知事に対する質問は「都民にわかりやすく説明を」というのがやはり効果的だなと確信した。


(質疑要旨)
・千客万来施設
記者:万葉倶楽部が求めているのは、築地再開発方針撤回と謝罪。応じるか?
知事:再開発について説明を尽くし協力を要請してきた。改めて説明し理解いただく考え。5/1に副知事訪問で調整中。
※撤回と謝罪には一切触れず。



・知事周辺による議会質問作成疑惑
記者:音喜多都議が都民ファースト当時の質問作成過程文書公表。28(項目?)のQA方式。文書作成者「東京都」、保存者「ecoyuri」(=知事のツイッターアカウントと同じ)。知事が質問案を作成し樋口議員に提供したのか?
知事:していない。関与していない。

記者:希望の塾講義用資料も、作成者「東京都」、保存者「ecoyuri」。知事は「ecoyuri」と署名が入る端末は使わないか
知事:「ecoyuri」は、事務所で複数で使っている。私の事務所の職員は共有して使っている。


記者:質問案資料を誰が樋口議員に送ったか事務所の人や樋口議員に確認しないのか
知事:事務所で確認の必要はある。私は関与していない

記者:確認し、都民に説明するか?
知事:会派では確認していると聞く。質問作成過程をどこまで示すかは議会の問題。
記者:知事は先週も「議会の問題である」「議員の質問作成過程の問題である」としたが、それはすりかえだ。議会の問題ではなく、議会と都、議会と知事の関係の問題だ。知事がずっと批判した議会とのなれ合い、癒着、そういうものがあるのか、ないのかということが問題。

「ecoyuri」という、知事を類推させるようなアカウントを、知事が関与していないのに使われたなら、なりすましなど違う問題も。都民にきちんと説明するつもりはないのか。

知事:すり替えではない。
記者:知事は先週、一問一答形式のQもAももというのはおかしいと言ったが、それがまさにこの形式こういうものが、どうして都民ファーストの方に提供、誰がどういう形で提供したのか、情報公開徹底を掲げる小池都政と情報公開徹底を掲げる都民ファーストの会の間で交わされた文書やメール、小池事務所も含めて、公開することがどうしてできないのか。

知事:それは議会改革の一つ。全会派一致ならそういう改革は必要。


※いい質問だった。
「都民に説明するつもりはないのか」という質問には一切答えず。



(参考)今回は注目の質疑のみ全文。


【記者】豊洲の千客万来施設について伺います。先日、事業者の万葉倶楽部さんが、都に対して回答を寄せられましたが、先方が求めていらっしゃるのは、知事が昨年6月に公開、公表された市場移転の基本方針の前に戻すことと仰られていました。具体的には、築地の再開発、食のテーマパーク的にと仰っていましたが、的に再開発するという方針を撤回すること、そして知事の謝罪も求めていらっしゃいます。こうした先方の求めに応じて理解を求めるために、発言の撤回、あるいは謝罪をなさるおつもりはありますでしょうか。

【知事】都といたしましては、先方様が疑問に思っておられる、今ご指摘のような築地再開発の動向について、説明を尽くしまして、改めて事業の実施に向けた協力を要請するということといたしております。言葉足らずの部分もあったかもしれませんけれども、しかしながら、その誤解された部分などをきちんと説明できるように、その後も丁寧にご説明を重ねてきたところでございます。そのご説明をする、それをベースにしながらも、先方様とはいろいろと交渉を進めてきたということで、それをまた元に戻すという話につきましては、改めて再開発の考え方についてしっかりとご説明をして、ご理解をいただこうということでございます。
もう既にご承知かと思いますけれども、週明けの5月1日(火曜日)でございますが、副知事が先方に伺えるように調整中でありまして、疑問に思っておられるような点などについては、説明を尽くしてまいりたいと思います。
いずれにしましても、事業者とのコミュニケーションを図らせていただいて、都としての誠意を先方にお届けしていきたいと考えております。

【記者】音喜多議員が記者会見をなさって、都民ファーストに所属していた当時の質問作成過程の文書を公表されました。昨年夏、都民ファの経済・港湾部会に樋口議員が持ち込まれた文書があって、それが28問の質問案というQA方式になっていたものなんですが、そのプロパティが、作成者が「東京都」で、保存者が「ecoyuri」という知事のツイッターのアカウント名と同じ名前になっておりました。音喜多議員は説明を求めていらっしゃいましたが、知事はこの質問案を作成、または、樋口議員に提供なさったことはありますでしょうか。

【知事】作成はもちろんしておりません。そしてまた、樋口議員に渡す云々については、関与しておりません。驚いております。

【記者】驚いていらっしゃる。昨年2月に知事の小池事務所から、希望の塾の講義用の資料がさまざまな方に同報で送られているんですが、そこに添付された資料のアカウントも同じように拝見したんですけれども、プロパティが作成者「東京都」、そして保存者が「ecoyuri」となっていたわけなんですけれども、知事は「ecoyuri」という署名が入る端末をご使用ではないのでしょうか。

【知事】ユーザー名としての「ecoyuri」は、事務所で複数で使っていることは事実でございます。それによって、今ご指摘のような点については、どういう経過で何を送ったのかということについては、チェックをしておりません。
ただ、一般論として、最初にこの東京都がつくったもの、これは多分、いろいろなパワーポイントがございます。都として、税が、予算がどのように作られていくのかとか、一般的にパンフレットなどにするような中身だと思います。
そういったものを他のところで使うことも、パンフレットを配るということと同様な形で行うこともあるかと思いますので、その際は、「東京都」というのはあり得るなと思っております。
また、この「ecoyuri」というユーザー名については、先ほども申し上げましたように、都の職員というか、私の事務所の職員は共有して使っていることも多うございますので、そういったことも関連しているかなと思うところでございます。



【記者】この質問案の資料を、どなたが樋口さんに送られたかというのは、例えば、事務所の方ですとか、あるいは樋口さんご本人とかに確認されていないんでしょうか。



【知事】それについては、事務所の方で確認をする必要はあるかと思いますが、いずれにいたしましても、私は関与しておりません。

【記者】では、事務所の方ですとか、あるいは樋口さんなり、確認して都民にご説明いただけるということはありますか。



【知事】ちなみに、会派の方で今、その点については確認をしていると聞いております。それから、いろいろな、先ほどの港湾委員会における質問ですか、それについても、質問の作っていく過程について、どこまで詳らかに示すか否かというのは、これはむしろ、議会の問題だと私は思っております。そして、その議会において、全会派が一致してそれを公表するのか否かということは、むしろ議会でルールを作られるべきではないかなと思っております。



【記者】知事、先週もそのように「議会の問題である」、あるいは「議員の質問作成過程の問題である」と仰っていたんですが、それは、すり替えだと思います。なぜかというならば、これは議会の問題ではなく、議会と都、議会と知事の関係の問題だからです。知事がずっと批判されてきた議会とのなれ合いだったり、癒着だったり、そういうものがあるのか、ないのかということが問題だと思います。
ましてや、この「ecoyuri」という、知事を類推させるようなアカウントを、知事が関与していないのに使われたとすれば、それは、なりすましであったり、違う問題があるかもしれない。調査して、お互いの間で交わされたメールなり、文章を開示して、都民にきちんと説明なさるおつもりはないのでしょうか。



【知事】これは、すり替えでも何でもありません。都の職員、そして、私の事務所の職員がユーザー名を共有しているということもございます。そういったことからも、私自身は質問作りに関与しているということは、先ほどから申し上げているように、「ない」と。それから、いろいろな人から、知恵やこれまでの経緯や、そういったアイデア、そしてまた施策に対しての意見などを、それを活かすということは、これは別に、法令上の違反でもございませんけれども、しかしながら、なれ合いになってはいけないということは、かねてから私は申し上げてきているわけでございます。
いろいろなところからの情報を得て、そして、質問をより研ぎ澄ましていく、これは私、前からも何度も申し上げておりますけれども、それについては、議会がそれだけ質問を研ぎ澄ましていくという過程、それは必要なことなのではないかと思いますが、しかしながら、なれ合いということについては、これについては、私はいけないのではないかということを、かねてより申し上げているということです。



【記者】その議論は、今月、知事とも大分いたしましたけれども、先週、一問一答形式のQもAもクエスチョンもアンサーもというのはおかしいと仰った、その形式が、まさにこの形式だと思うんですけれども、こういうものが、どうして都民ファーストの方に提供、誰がどういう形で提供したのか、情報公開徹底を掲げられる小池都政と情報公開徹底を掲げる都民ファーストの会の間で交わされた文書やメール、小池事務所も含めてですけれども、それを公開することがどうしてできないのかということを教えてください。



【知事】その点につきましては、先ほどから申し上げておりますように、議会改革の一つということだと思います。よって、そこでしっかりと全会派一致するならば、そういった改革も行うというのは、議会の意思として必要ではないかと思っております。



フルボッコ。

幹事社が質問しているということは、各社共通の疑問ということだろう。

小池事務所の職員でアカウントを共有していることは、知事が関与していないことの証明にはまったくなっていない。メールや文書についても公開できない理由になっていない。調べて都民に説明するつもりもないようだ。



(リンク)
 小池知事「知事の部屋」/記者会見(平成30年4月27日)

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