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【首都高】日本橋地下化検討会、概算事業費まとまる 第3回検討会資料をみる

首都高の日本橋川区間の高架を撤去して地下化を検討する「首都高日本橋地下化検討会」の第3回会議が平成30年7月18日に開かれ、概算事業費と事業スキームが示され、了承された(平成30年7月21日)。




大枠が固まったということで検討会は第3回で終了。
日本橋付近はこんな感じになる。
名称未設定
(国土交通省)



配布資料を見ておく。


◯平面図
名称未設定
(国土交通省)



◯縦断図
名称未設定
(国土交通省)


※どれだけ難しい工事か縦断図をみるとよく分かる。地下鉄の間を縫うように掘る。このほかに電力、ガスなどのインフラ施設、それに「川の移設」も絡んでくるんだろう。





◯工程イメージ
1
(国土交通省)





概算事業費 約3200億円
名称未設定
(国土交通省)





内訳(単位:億円)
・首都高 コスト縮減など 約400
・民間プロジェクト 約400
・地方自治体 交付金対象の関連公共事業+公共用地活用 約400
・国、地方自治体の出資金制度(償還時期見直し) 約1000
・首都高大規模更新事業費の一部 約1000

※こうしてみると、実質的な費用負担はそれほど多くはなさそう。本来受けられる用地補償で民間に目をつぶってもらうとか、そんなことも入ってそう。すると3200億は捻出できそうな気がする。



工費詳細
(用地・補償費) 1110
・用地 400
・建物補償 310
・機能補償(地下埋移設、仮受橋脚、迂回路設置) 400

(関連工) 520
・河川関連(日本橋川付替、護岸改良/地下鉄駅改修/一石橋・常盤橋架替) 370
・近接工事物防護(日本橋基礎補強ほか) 150

(本体工)1570
・開削工 400
・シールド工 280
・擁壁/堀割工 20
・高架工 70
・設備工(換気設備、防災施設など) 260
・撤去工 470
・八重洲線出入口 70
合計 3200



▼八重洲線の機能強化
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(国土交通省)
・道路構造令上、4車線が可能。
・大型車交通確保のための出入口を改修。



・八重洲線は東京高速道路(KK線)が大型車走行不能で、大型車規制実施。
 名称未設定
(国土交通省)


 通行可能にするには耐荷重やカーブ区間の幅員が不足している。
 設計車両重量は道路構造令が最大25トン、KK線は20トン(①)
 大型車が走行するための拡幅幅が不足(②)。


・大型車交通の環状機能確保については「KK線の構造強化」「別線による機能確保を検討。
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(国土交通省)



首都高の日本橋地下化検討会は第3回で終了、ということはそういうこと。

今後は具体的な工事に向けた動きとなる。
①関係機関との調整継続
②都市計画変更手続き
③事業認可、有料事業許可手続き
という流れ。


また、KK線の構造強化については別の場で引き続き検討される。
検討課題は
①KK線の構造強化
②別線による機能確保



それにしても、完成は10〜20年後か。
先の長い話。

(リンク)

(参考)


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②dorattara(~29年11月)
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