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【東京8号線】国のWGによる事業性議論が進行中 BRTや自動運転の影響も考慮

 首都圏の鉄道ネットワークに関する国交省交通政策審議会答申が出てから2年が経過した。答申に盛り込まれた「国際競争力の強化に資する鉄道ネットワークプロジェクト」8路線のうち2路線について、現在、国のWG=ワーキンググループによる事業性の検討が進められている(平成30年5月20日)。



目的は

 「検討が十分ではない路線に関しての議論を深める」


 交通政策審議会は幅広い検討を実施していたが、2路線に絞り、検討の深度化に向けた具体的議論を目標にする。


対象の2路線は

①東京8号線延伸

 1

(中の人作成)=再掲




②都心部・品川地下鉄構想

名称未設定

(国土交通省)



※JR東日本の空港アクセス線計画は入っていない。




▼調査の方向性

 調査の中では、乗客の経路選択での東京BRTや品川駅周辺の自動運転の影響についても考慮すべきという意見。採算性の議論も。



▼ワーキンググループメンバー

 国、江東区、港区、東京地下鉄、東京都交通局、鉄道・運輸機構



◯東京8号線の検討状況

名称未設定

(国土交通省)


平成22年 東京都、江東区、東京メトロによる検討会

平成27年 東京都 整備について優先的に検討すべき路線

平成28年 東京都 具体化に向け事業スキーム等の検討を実施する路線

平成29年 江東区が事業費などの調査報告書


江東区は、さすがにいろいろやっている。


交通政策審議会小委員会分析

・整備区間 5・2キロ

・総事業費 1500億円

・費用便益比 2〜2・1

・累積資金収支黒字転換 約25年


 議論の中では、東京8号線が既存のメトロネットワークの「短絡線」にあたることから、メトロ既存路線の減収が大きい点が指摘されている。加算運賃のケースについて評価すべきという声も強いようだ。




◯都心部・品川地下鉄構想の検討状況

名称未設定

(国土交通省)

平成27年 東京都 整備について検討すべき路線


交通政策審議会小委員会分析

・整備区間 2キロ

・総事業費 1600億円

・費用便益比 1・2

・累積資金収支黒字転換 約25年



(参考)都心部・臨海地域地下鉄構想について

 「都心部・臨海地域地下鉄構想」ならびに「常磐新線との一体整備」は、事業性の検討対象にならなかった。直近の評価としては「具体的な検討は行われていない」ということになっている。


名称未設定

(国土交通省)


 TX側とは情報交換とか情報共有とかそんな段階。検討とか協議というレベルではないようだ。



○スケジュール

 2つのプロジェクトの事業性についての検討は平成30年末までに終える見通し。まもなくか。




 都心・臨海地下鉄新線について、国土交通省のWGの後、都心・臨海地下鉄新線推進協議会が設置され、平成30年10月にようやく「都心・臨海地下鉄新線推進大会」が開かれた。


 遅遅として進んでいないのではなく、進み方はこんなものなのだろう。

 ※このエントリ、初稿を書いたのは半年前。進展を待っていたが推進大会があったぐらい。それでも何もしないよりずっといい。

一回、書いておこうか。

 そんな感じ。

(リンク)
 
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②dorattara(~29年11月)
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