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【タクシー】相乗りタクシー、利用を申し込んでも成立は1割未満 実証実験結果公表

平成30年の1月から3月にかけて行われた「相乗りタクシー」の実証実験結果が公表された。配車アプリを通して目的地が近い利用希望者のマッチングをさせタクシーを配車するという内容。割安にタクシー利用できるのがメリットだったが、利用希望者がいてもマッチングが成立したのは1割に満たなかったようだ。


名称未設定
(日本交通)

本格導入に向けたハードルは高そう。




▼概要
実験期間 平成30年1月22日〜3月11日
実験区域 東京23区、武蔵野市、三鷹市
参加車両 949台(日本交通、大和自動車交通ほか)




▼実験結果
 相乗り申し込み 5036人 うち利用人数 494人
 利用者性別 男369人、女71人



申し込み人数と成立人数の時間推移
  0− 5時台 申込1099人 成立 11人マッチング率1%
  6−12時台 申込 750人 成立 63人(マッチング率8%)
 13−18時台 申込1215人 成立212人マッチング率17%
 19−23時台 申込1972人 成立157人(マッチング率8%)



マッチング方式別
①一箇所の乗車地で同方向の目的地に向かう人を募集・マッチングする形式
 申込450人 成立272人(マッチング率60%)
②乗車地、降車地を自由に選択して同方向に向かう人を募集・マッチングする形式
 申し込み4586人、成立222人(マッチング率5%)



利用者アンケート
・利用目的 42%が帰宅、帰省、28%がビジネス、18%が通勤・通学
・相乗りタクシーがない場合の交通手段 84%が鉄道
・相乗り運賃 74%が「安いと思う」、13%が「高いと思う」
・本格導入時の利用意向 74%が「また利用したい」、4%が「利用したくない」



インターネットモニターアンケート
・本格導入時の利用意向 30%が「また利用したい」、26%が「利用したくない」
・利用時に気になること 52%が「同乗者とのトラブル」、31%が「マッチングに時間がかかりすぎて予定時間に遅れる」
・利用したくない理由(複数回答)
  相乗りする人がどういう人かわからない 男59% 女72%
  マッチング名での時間が長い、長そう 男37% 女25%
  他の交通機関の方が安い、安そう 男29% 女32%




 「相乗りタクシー」を使ったことがある人からは一定の評価を得たといえるが、使ったことがない人にとっては、同乗者に対する不安、他の交通機関の方が安そう、マッチングに時間がかかりそうといった利用への問題点が浮かび上がった。
 また、利用したくても全体の1割しかマッチングが成立しなかったという点も課題(これはマッチング方法によっては6割が成立している)。


 本格導入に向けてクリアしなければならないハードルは結構高そう。
 そんな感じ。

(リンク)
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