【東京湾】海水浴拡大に向けた政策提言提出
- 2018/11/30
- 09:00
東京湾奥での海水浴復活に向けた政策提案が、東京湾の水質改善にあたる「東京湾再生推進会議」に提出された(平成30年11月28日)。
(グーグルマップ)=西なぎさ・葛西海浜公園
今後は「東京湾奥再生推進会議」で東京湾奥の多くの場所での海水浴復活に向けた施策が検討される。
▼提言概要
1.海水浴許可の権限等を持つ自治体は、顔つけ禁止などの条件下で、期間限定的な海水浴を実施することを提案。
①葛西海浜公園等の事例報告会実施で関係者の理解深める
②「遊泳禁止」の浜辺で海水浴が可能か検討するための「海水浴実証実験」(場所、期間を特定)を実施。
葛西海浜公園では最初「遊泳禁止」の浜辺で→「顔をつけない海水浴」からスタートした。現在遊泳禁止の浜辺では顔をつけない海水浴体験を認めるなどの暫定措置を検討するよう提案。
③「遊泳禁止」のルールを見直し解除条件をつける。
葛西海浜公園では「遊泳禁止」→「許可なき遊泳禁止」に変更。お台場でも同時適用され、海水浴体験につながった。
④浜辺を管理する自治体の中長期ビジョンに海水浴実施を位置付ける
2.現在海水浴が試行されている浜辺では、試行実施日数拡大や遊泳区域拡大へ働きかけをおこない、本格的海水浴実施に以降させることを提案。
3.既に海水浴場として開設されている浜辺では、管理自治体は、今後も海水浴が実施できるよう努力することを提案。
4.水質については、合理的判定ができるような基準の改善や予測手法の開発に努める。
◯中長期的展開
1.水質改善のため、合流式下水道のオーバーフローの改善が重要。湾奥部の海水浴試行海域の透明度が低い傾向にあり、海の生物を利用した水質浄化も重要。栄養塩の除去に政策支援も重要。
2.都市計画的な観点からの東京湾再生方策の研究が有効。研究機関の創設を。
海水浴。
この夏は久しぶりに千葉の海に出かけたが、海に少し入るだけで楽しかった。もっと楽しめるようになるには、ちゃんと泳げるようにならないとなー。
(中の人撮影)=千葉県某所、平成30年8月
プールでぷかぷか。まずはそこからか。
そんな感じ。
(リンク)
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