FC2ブログ

記事一覧

#518 五輪までの5年間、排水能力半減 降雨時の水位上昇も、江東区の水位低下河川

 江東区東部の荒川と隅田川、臨海部に挟まれた地域は江東三角地帯と呼ばれ、地盤高が低く水害に対して極めて脆弱とされていて、東京都は対策として様々な事業を実施してきました。その1つが、低地地帯から水を汲み上げて河川に戻す「排水機場」です。

 江東区東部の旧中川、小名木川、横十間川、北十間川は、周辺河川から締め切られて水位が下げられている水位低下河川で、降雨時には流入雨水を排水機場が稼働して排水することで、水位上昇を防いでいます。


 東京オリンピックまでの5年間、江東区東部地区を受け持つ2カ所の排水機場で耐震・耐水工事が行われるため、排水能力が半減するそうですので影響などについてメモしておきます。



(中の人作成)



▼江東区の地盤高



(出典:江東治水事務所)




▼2020年まで排水機場能力半減も、沿線市街地に危険なさそう



(出典:江東治水事務所)

 上図の扇橋閘門の東側にある木下川排水機場(排水能力毎秒50㎥)と小名木川排水機場(処理能力毎秒72㎥)で、年末から5年間の予定で耐震耐水工事が行われるため、処理能力が半減するそうです。

 このため、これまで1時間降水量が50ミリ程度では、水位低下河川(旧中川、小名木川、横十間川、北十間川)の水位上昇はなかったそうですが、工事中の5年ほどの間は水位上昇があるそうです。

東京都は城東地域全体での3時間雨量について
50ミリの場合、1・2メートル水位上昇し
100ミリだと、2・1メートル水位上昇する
と説明しているそうです。

 ただ、この場合でも、既設の護岸を超える「越流」することはなく、沿線の市街地に危険はないということです。


 水位低下河川(旧中川、小名木川、横十間川、北十間川)のうち、旧中川では高水敷や散歩道が護岸の内側にあって、1時間雨量20ミリ程度でも長時間続くと冠水する恐れがあるということなので、降雨時の立ち入りは禁止される方向のようです。



 頭の片隅にメモしておくことにします。

     



(参考URL)
 扇橋閘門 (東京都江東治水事務所)

関連記事

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

どら

Author:どら
①どらったら!(平成26年〜28年秋)
②dorattara(~29年11月)
の続き。

中央区とその周辺に関するメモ。

検索フォーム