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#133 江東区のコミュニティバス「しおかぜ」 路線の拡大、増便は難しそう

江東区の公共交通不便地域を走るコミュニティバス「しおかぜ」について、さらっとメモしておきます。あまり資料が見つかりませんでしたので、もやっとしたメモになります。




(出典;江東区)


▼しおかぜの概要

「しおかぜ」は江東区が運行費用を負担して走るコミュニティバスで、初乗り100円、潮見駅を中心に北側を循環するルート、南側を循環するルートを1日9便走らせています。

(出典:江東区)





 しおかぜは江東区が東京都に運行を委託しているもので年間1,000万円の費用をかけているそうです(平成24年時点)。

 時刻表を見ると、1日9便で前半5便が午前9時から午後1時過ぎまでで、後半4便が午後2時ごろからで、午後5時に最終便の運行が終わります。これを1人の運転手が担当しているようです。

 メトロ東西線とJR京葉線、それにメトロ有楽町線という東西方向に走る路線の駅を結ぶルートになっています。江東区の交通の弱点となっている南北方向の公共交通を補完するルートです。

 利用者から豊洲までの路線延長や、増発の要望があるそうですが、都バスと競合する場合に、都バスが撤退するようなケースもあり得るようです。


2013年度の経営レポートで都営バスは年間4億円の赤字となっていました。その前の2012年度は18億円程度の赤字、その前の何年間かは数億円の黒字だったようです。決して楽な経営状態ではないことが分かります。


(出典:東京都交通局2013年度経営レポート、赤枠は加筆



こういう状況ですから、都営バスも少しでも収支が悪い路線は再編したいのが本音だと思います。

実際に都営バスの路線は割と簡単に廃止になったり新設されたりしている印象を受けます。

しおかぜの収支について、明確な資料が見当たりませんでしたが、恐らく赤字だと思います。ただ、赤字を減らそうとしてコミュニティバスを便利にすると、競合する都営バスが撤退する可能性があるというのは、なかなか
難しい問題だと思いました。

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②dorattara(~29年11月)
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