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#780 移動できる緑で猛暑対策の実証実験 東京ビッグサイトで、来月中旬から

東京オリンピック・パラリンピックで予想される猛暑対策として、平成28年7月中旬ごろに江東区の東京ビッグサイトで「移動可能な樹木」やミストの発生装置を使った「体感温度」の低下を目指す実証実験が行われるようですので、メモしておきます。

 

NHKが平成28年6月17日付で放送したようです。

 

 

▼実験概要

 東京都農林総合研究センターと群馬大学の共同研究のようです。樹木の緑を利用して真夏の暑さを和らげる試みとして、動かすことが可能な「可搬式コンテナ緑化」による暑さ対策の実用化を目指すものです。

 

 去年と、一昨年にもこの実験は行われていたようです。

(出典:東京都農林総合研究センター)

 

 

 

 

 平成26年7月~8月の実験では、1メートル四方の大型コンテナに樹木を設置して、樹木の種類と温度低下の効果について調査が行われました。10種類の樹木を使った調査では1つも枯れることはなく体感温度に近い値とされる「黒球温度」(後述)は緑陰下で7度、緑陰下+ミスト併用で11度近く下がったとしています。

(出典:東京都農林総合研究センター)

 

 

 

 NHKの報道では、「炎天下の体感温度を44度から33度にまで下げる効果があった」としていました。このことでしょうか。

 

 

 平成27年の実験では5種類の樹木で少し小さめの400~500ℓのコンテナ9個を使った実験をしたようです。樹木の葉が食害にあって、温度低下の効果が少なかったようです(非緑化区との比較で緑化区マイナス3度、ミスト併用でマイナス4・3度)。

(出典:東京都農林水産振興財団)

 

 「真夏の暑さを軽減するには緑陰が十分に得られる枝張りの充実した樹木を用いる必要がある」とまとめていました。

 

 

 

※黒球温度 黒く塗られた銅板の球(中は空洞、直径15センチ)の中に温度計を入れて測定。直射日光にさらされた球の中の平衡温度を観測する。弱風時の日なたの体感温度と良い相関があるそうです。

 

(出典:環境省 熱中症予防情報サイト

 

 

* * * * *

 

 NHKの報道では 平成28年夏は40鉢を使って実験を行うようです。どんな結果になるかより、どう使うのか(使えるか)の方に興味があります。

(出典;NHK)

 

 

 

(参考URL)

 平成26年度東京都農林総合研究センター研究発表会講演要旨

 

 

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