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#873 晴海まちづくりの考え方をみる① 土地利用計画方針/地区整備計画指針

中央区晴海地区は街区単位の比較的大きな単位での開発が進められています。晴海地区でのまちづくりの考え方を中央区が公表していますので、最新のものについて、何回かに分けてメモしておきます。

 

(グーグルアース使用)

 

 

 1回目は土地利用計画方針と地区整備計画指針についてです。基本理念から駐車場・駐輪場の設定まで、さまざまなガイドラインが示されています。

 

 

 

 

▼まちづくりの基本理念

 

・ウォーターフロントの魅力を生かし、人々が暮らしやすく住み続け働き続けることができる職住近接のまちづくり

 

・選手村のレガシーを生かし、水と緑が調和した豊かな都市空間や個性ある魅力と賑わいの創出を目指す

・都市基盤や建築物の整備など、具体のまちづくりにあたっては、環境や建物の携帯、意匠にも十分配慮し地区全体として調和のとれた街並みの創造を目指す

晴海地区将来ビジョンを踏まえたまちづくりの実現を目指す

 

 

 

 

▼土地利用の考え方

 

(出典:中央区)

 

 

 

(整備方針)

・業務・商業地、複合地、住宅地・新設の教育施設等および公園用地(以下「住宅地」)をそれぞれの丁目ごとの開発フレームに基づき開発誘導を行う

・にぎわい軸には業務・商業・文化などの都市機能の集積を図る。また地域住民の生活利便性の向上や賑わいの創出に寄与する生活関連施設や公益施設導入を図る

 

 

(具体的方策)

・容積率の緩和の程度や開発規模を考慮し、原則として容積率緩和の1/2を限度に生活関連施設等の整備を誘導する

・生活関連施設等諸機能については、中央区まちづくり基本条例に基づき誘導する

 

 

 

▼晴海地区における住宅整備

(整備方針)

・「まちづくりの考え方」に示される方針等に基づき、民間が主体ですすめる

・持続的に多様な人々、幅広い世代が住まうまちをめざし、分譲、賃貸など多様な住まいを創出

 

 

 

(住宅供給フレーム)

・想定居住人口(概数)

1丁目  5000人

2丁目  8500人

3丁目  5500人

4丁目  6500人

5丁目 17000人

合計  43000人

 

 

 

▼晴海地区におけるBRT

(整備方針)

・交通結節機能用地においてターミナルなどを整備することからBRTと連携したまちづくりを誘導

 

 

 

▼公共施設等整備計画(案)

(出典:中央区)

 

 

 

▼区画道路

(整備方針)

・幹線道路から各丁目にアクセスする区画道路を適切に整備

・電線類の地中化、植樹帯、緑地空間の確保

・主要な区画道路の幅員

 20m:業務・商業地、複合値

 18m:住宅地

・その他の区画道路は車両と分離された歩行者空間を確保

 

 

▼公園緑地・広場

(整備方針)

・水に囲まれた都市環境を演出する水景施設

・十分な緑量を確保した公園緑地、広場を整備

地区面積の20%を目標水準として7ヘクタールの公園緑地を新設整備

 

 

 

▼ウォーターフロント・プロムナード

(整備方針)

・水際線を緩傾斜の護岸と緑化による連続した歩行者空間として整備

・原則幅員4m以上

 

 

▼貫通できる歩行者空間と貫通道路

・用途・規模に応じ貫通できる歩行者空間を整備

 長辺方向が200m程度の街区・・・1カ所程度

 長辺方向が300m以上の街区・・・2カ所程度

 

 

▼歩道状空地

・用意する歩道状空地

 にぎわい軸沿い:4m以上

 そのほか:2m以上

 

 

 

▼敷地規模

・敷地の細分化による市街地環境悪化を防止

敷地の最低限度を原則として1000㎡程度とする

 

 

 

▼容積率

・最高限度の目安

 業務・商業地 700%程度

 複合地 600%程度(住宅部分の容積率は適切に設定)

 住宅地 450%程度

 

 

 

▼壁面線

・計画建築物の壁面の位置は2m以上の後退距離

できるかぎり壁面が揃うようにする

 

 

 

▼オープンスペース(敷地内空地)

・歩道状の空地等を含む準公共的な空地は想定居住人口1人あたり3㎡が目標

 

 

▼建物高さ

①大街区=100m四方以上

 業務・商業地(100〜150m)

 複合地(業務・商業:100〜150m/住宅150〜180m)

 住宅地(150〜180m)

 

②中街区=100m✖️50m程度

 業務・商業地(80〜100m)

 複合地(80〜100m)

 住宅地(80〜100m)

 

③小街区=50m✖️50m程度

 複合地(50〜80m)

 住宅地(50〜80m)

 

 

▼形態・意匠

沿道に対して低層棟を配置したり、低層部分を張り出したりして快適な低層空間を演出

 

▼駐車場

住宅用駐車場の整備水準は、晴海地区全体で戸数の45%程度。

・水素自動車等のシェアリングをする場合は、効果を勘案した上で必要な台数分を確保

駐輪場の整備水準は一戸あたり1・5台を目標とし、シェアリング等を導入する場合は効果を勘案した上で必要な台数分を確保

 

 

 

続きます。

 

 

(参考URL)
晴海地区将来ビジョン (晴海地区将来ビジョン検討委員会)

バリアフリー新法の解説 (国交省、警察庁、総務省)


(関連エントリ)
#315 「晴海地区将来ビジョン」を見る① 中間とりまとめからの大きな変化はなし
#316 「晴海地区将来ビジョン」を見る② 「暮らす」「交わる」「憩う」「支える」について 

#321 「晴海地区将来ビジョン」を見る③ 晴海地区の今後


シリーズ 晴海地区将来ビジョン
 

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②dorattara(~29年11月)
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