FC2ブログ

記事一覧

#868 新国際展示場駅(仮)の概略位置を推定 都心部・臨海地域地下鉄構想調査報告書より

都心部・臨海地域地下鉄構想の起点・終点となる「新国際展示場駅(仮)」に関する重要な情報が中央区の公表した「調査報告書」に示されていましたので見てきます。駅の位置はほぼピンポイントに絞られると思います。

 

 

 

▼新国際展示場駅に関する情報

 

 報告書13ページ以降でルートの検討がされています。

 

 14ページ下段をみると「線形」という項目があって、許容するカーブのきつさが示されています。

①最小曲線半径

・最小曲線半径をR400メートルまでとする

・やむをえないカ所についてはR200メートルまで許容する

 

そのほか、4つの条件(②〜⑤)は次の表に示されています。

(出典:中央区)

 

 

②りんかい線の構築から5mの離隔を確保した

③新国際展示場駅(仮)は島式2線3面ホームとした

④「国際展示場付近」に設置する駅では、JR東日本の羽田空港アクセス線構想を踏まえてりんかい線との乗り換え利便性の極力配慮した構造とした

⑤将来の輸送需要の増加や相互直通運転などの可能性を考慮して全駅を10両編成対応のホームとした

⑥工法は開削工法(3ルート共通)、全長約200メートル

 

 

 

 

▼ホームの位置を推定する

 

②りんかい線からの構築からの距離は5メートル

④乗り換え利便性に極力配慮

⑤将来の輸送需要の増加や相互直通運転などの可能性を考慮

 

 

 これら3つの条件から、新国際展示場駅はりんかい線国際展示場前駅の直下、もしくは隣接する場所に限られそうです。

(出典:東京臨海高速鉄道)=国際展示場前駅断面図

 

 

3つのパターンを考えてみました。緩和曲線は無視しています。

(中の人作成)

 

 

 晴海通り(大深度)案でも開削区間があることから、新国際展示場駅(仮)は開削工法で行われると推定できます。そのためには駅の真上には構造物がないことが必要になります。

 

候補地のひとつは国際展示場駅前ロータリー地下です。

有明ガーデンシティの敷地(民有地)を通ることが課題です。杭基礎構造のタワーマンションが建ちますので、難しいかもしれません。

(出典:住友不動産)=再掲

 

2カ所目は「パナソニックセンター東京」北側の駐車場として使われているスペースです。こちらは民有地とみられるものの地下構造物の問題は避けられそうですので、よりは可能性が高そうです。

 

は国際展示場駅に隣接する首都高速湾岸線直下ですが、同様、有明ガーデンシティ敷地内を通過することと、地上を高速道路が走行していることが障害になりそうです。

 

 

とも予定地の地上部分に構造物はなく開削工法が可能、は地上を高速道路が走り、難しいと言えそうです。

(中の人作成)

 


 

 

 

▼新設の出入口は?

 新駅がオレンジ色①ピンク色③の場合は、既存駅と重なるため新設されないかもしれませんが、大規模施設の有明ガーデンシティ側に直結する地下通路ができるかもしれません。赤色②の場所の場合は、TOC有明やホテルサンOルート有明付近にできるかもしれません。

 

 

 * * * * *

 

 

 ひとつ思ったのは新駅「新国際展示場」と既存駅「国際展示場前」の位置が重なる可能性が高く、有明地区では新駅ができた場合に駅までの距離が近くなるという面での効果は薄そうに感じました。

 

 

 

(参考URL)
 
関連記事

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

どら

Author:どら
①どらったら!(平成26年〜28年秋)
②dorattara(~29年11月)
の続き。

中央区とその周辺に関するメモ。

検索フォーム