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#899 自動走行技術の現状について① 東京五輪のBRTはLV3?

最近注目が集まってきている自動運転技術について、経済産業省内にワーキンググループが設置され、数多くの会議を繰り返しています。平成28年現在、どういった現状にあるのかを簡単にまとめておこうと思います。

 

資料によると、臨海部(東京都)BRTはレベル3といわれる「準自動運転」を目指しているようです。

 

 

 

▼自動運転の自動化レベル

 

レベル0からレベル4までの5段階に分けられているようです。

 

資料では次のように説明されています。

 

レベル0 運転支援なし

レベル1 加速・操舵・制動のいずれかを自動車が行う状態

レベル2 加速・操舵・制動のうち複数の操作を同時に自動車が行う状態

レベル3 加速・操舵・制動を全て自動車が行い、緊急時のみドライバーが対応する状態

レベル4 加速・操舵・制動を全てドライバー以外が行い、ドライバーが全く関与しない状態

 

 

レベル1については「安全運転支援システム」、レベル2〜4については「自動走行システム」によりこれを実現するとしています。

 

 

 これらにより交通事故死年間2500人以下と交通渋滞緩和という国家目標の達成を目指すとしています。

 

(参考)

(出典:経済産業省)

 

 

 

▼ロードマップ(平成26年5月に開かれた最初の会議の資料)

 平成29年までに信号情報や渋滞情報などのインフラ情報を活用した準自動走行システム(レベル2)を市場化する。

 2020年代前半(平成32〜37年)を目途に準自動走行システム(レベル3)を市場化する

 平成32年の東京オリンピック・パラリンピックでは、東京で準自動走行システム(レベル3)を先がけて実用化する

 完全自動走行システム(レベル4)の市場化については、使用時期を想定。

 なお、完全自動走行システム(レベル4)が有人か無人かは定義せず。

 

 だいたい、こんなイメージでした。

 

 

 

 

▼山ほどの「基本計画」

 目標の実現に向けて必要な各種技術の研究開発について、基本計画とロードマップが示されています。ものすごい数の技術が組み合わさっていることがわかります。

 

 

基本計画と実施計画書のタイトルを並べてみました。

①「信号情報の活用による運転支援の高度化」基本計画

②「交通規制情報の活用による運転支援の高度化」基本計画

③「電波を活用した安全運転支援システム(DSSS)の高度化」基本計画

④「次世代公共道路交通システムの開発に向けた基本設計」基本計画

⑤「交通弱者等の移動支援システムの開発に向けた基本設計」基本計画

⑥ICTを活用した次世代ITSの確立基本計画書

⑦「走行映像データーベース」の構築技術の開発及び検証実施計画書

⑧信号情報のリアルタイム活用技術の開発及び実証実施計画書

⑨全天候型白線識別技術の開発及び実証実施計画書

 

これらのうち④と⑨は臨海部BRTに必須のものと思われます。

 

 

 

 * * * * *

 

 自動運転、そう簡単ではなさそうです(続きます)

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