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#951  自動運転、都市内限定の試験導入は2030年以降 日本自動車工業会のロードマップ

平成28年7月に開催された国土交通省の「地域公共交通の活性化及び再生の将来像を考える懇談会」で、日本自動車工業会が自動運転に関するロードマップを示していましたので、メモしておきます。

 

自動運転の都市内への限定的な試験導入は2030年以降となっています。

 

 

(出典:日本自動車工業会)

 

 

 

▼自動運転の展開シナリオ

 

資料では自動運転の定着に向けて3つの期間に分けています。

 

概ね

2030年ごろまでを実用化・導入期

2050年ごろまでを普及拡大・展開期

2050年ごろには社会に定着.成熟期に達するシナリオとなっています。

 

 

 まず、運転者の責任などを含む法的な整備の面では2030年をめどに完全自動運転段階まで終わらせるシナリオを想定しています。

 

 自動運転に欠かせない通信とデータ提供のインフラは、2020年代にシステムを本格稼働させ、2030年代にカバー範囲を拡大、2050年までにサービス内容を進化させるという内容になっています。

 

 次世代交通環境の整備としては2020年代に自動走行レーン、速度緩和を進め、2030年以降は高度化とエリアの拡大、2050年までに都市内交通の高度化の実現を目指します。

 

 

 

・実現を目指す自動運転と時期

 2030年までの実現を目指すのは、都市内での限定的な自動運転の試験運用高速道路と自動車専用道路での限定的な自動運転導入、自動駐車などとなっています。

 

 2050年までに実現を目指すのは、高齢・過疎化に対応する自動運転、市街地・一般路の限定的な自動運転普及、それに大型車の隊列走行となっています。

 

 

 

▼自動運転レベル別の技術の枠組み

(出典:日本自動車工業会)

 

 

完全自動運転に至る5つの段階における技術の枠組みを示す図表がありました。

それぞれの段階で実現(した/目指す)のは

 

運転支援段階 レーンキープアシストとオートクルーズコントロール、駐車支援

部分的自動運転段階 渋滞追従、自動レーンチェンジ、自動駐車

条件付き自動運転段階 分岐、合流 幹線道路自動運転

高度な自動運転段階 交差点通過、障害物回避、隊列走行

完全自動運転段階 市街地のラストワンマイル 緊急時自動停止、完全自動駐車

 

などとなっています。

 

(出典:日本自動車工業会)

 

 

 

 * * * * *

 

 ハードルの高さは相当なものです。資料を見ると車の進化だけでは実現しないのが完全自動運転ということがわかります。自動運転技術に加え、連携領域(ダイナミックマップなど)、制度・インフラ領域での進展も必要となります。

(出典:日本自動車工業会)

 

 

 

 このロードマップがどれだけ短縮されるかは、今後の国やメーカーの取り組みかかってきそうです。

 

 

 

(参考URL)

  地域公共交通の活性化及び再生の将来像を考える懇談会 資料(国土交通省)

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