FC2ブログ

記事一覧

#995② 豊洲・有明などで大規模マンション建設規制も 中央区も人口増加抑制へ政策転換

早朝のエントリの続きになります。

 

 こうした人口の増加抑制は今後の東京臨海部の基本的な傾向になりそうな気がしますので、メモしておいたほうがよさそうです。

 

(グーグルアースで作成)=豊洲〜有明の超高層マンション群

 

 

▼江東区の「住宅の総量規制」に関する説明概要

 

  町には多様なニーズに応じた住まいが必要で、さまざまな世代の方がいることで町に新たな活力を生み出す。ひとり暮らしの若い世代や高齢者のためのワンルームマンションも必要。

 

 一方でワンルームマンションの建設を規制するとファミリー世帯向けマンションの建設増加が予想され、学校の収容問題が発生する地区が出てくると想定される。


 ワンルームマンションの規制やファミリー世帯向けマンションの建設促進といった施策よりは住宅総量を抑制する時期にある。

 

 今後はあらゆる世帯が入居可能なマンション、多世代や高齢者世帯に配慮したマンション建設を視野に入れ、住宅以外の業務・商業機能も地域特性に応じてバランスよく配置されるようなまちづくりを事業者に指導する。

 

 住宅以外の機能拡充等による住宅戸数の減少に向けた誘導、場合によっては、地域を限定したマンション建設の規制を視野に入れた、大規模マンション対策を検討する時期。

 

 

→豊洲5丁目の東急建設によるマンション建設の話と重なってきますね。

 

 

▼中央区では「かじとりは、すでに始まっている」

 

 平成58年までの中央区人口ビジョンでは、現状の開発が行われた場合、平成40年半ば〜平成50年に22万〜24万人とピークとなることが示されていますが、中央区は区の適正人口を考える中で、これまでは人口を増やす政策だったのを「アッパーを20万人から20万人を少し超えるぐらいで抑えていくような行政体にすべきなのかなということでのかじ取りは、既に始まっている」と説明していました。

 

 

→この時期に揃って改定された「月島地区」と「勝どき・豊海地区」のまちづくりガイドラインには建築規制などは明示されていませんが、人口増加の抑制をにらんだ狙いがありそうに思います。再開発にあたってのハードルは上がっていきそうに思います。

 

 

 

 * * * * *

 

 

 人口の急すぎる増加、人口構成の偏りはタワーマンションが林立するエリアが抱える問題の一つです。江東区では小学校への児童の収容問題が開発にブレーキをかけている形になっているようです。

 この点、江東区は非常に敏感に対応していますが、中央区はそうではないような印象です。

 

 

(関連エントリ)

 #957 超高層マンションの新規開発で政策転換を示唆 東京都住政審の「答申素案」を見る

 

 #834 「住戸減らす」理由は教育インフラ飽和か 豊洲5の東急不マンション計画

 #801 江東区豊洲5の東急不マンション計画 エリア人口抑制へ「可能な限り住戸を減らす」

 #681 豊洲地区、平成41年に人口80%増加見通し 江東区人口推計より

 

  #786 「中央区人口ビジョン」公表 平成36年に20万人突破

関連記事

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

どら

Author:どら
①どらったら!(平成26年〜28年秋)
②dorattara(~29年11月)
の続き。

中央区とその周辺に関するメモ。

検索フォーム